KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「ウインド・トーカーズ」

映画「ウインド・トーカーズ」を観てくる。これはよかったなあ。最近の戦争映画は、銃撃や爆発で死んだり怪我したりするシーンがやたらにリアル過ぎて、殺伐とした空気に支配されているんだけれども、これは、その上に神秘主義的なところをうまく含ませている。監督のセンスを感じる。

リアリティだけでは語れないものがある。かといって最初から神秘主義ではトンデモの道を歩む。リアリティをくぐり抜けた後の神秘主義に説得力があるのだろう。

ナバホ族の青年がめちゃくちゃかっこいい。日本人に見せかけるというトリックはちょっと無理があると思ったが、ともかくかっこいいので許す、という感じ。