KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

段落なし

800字以上の分量の文章を書くのなら、段落をいくつか作って欲しいところだ。改行なし、したがって段落なしで800字以上を書いている人がちらほらいる。これは読む方にとってはかなりつらい。見たところ、数パーセントの割合でそうした人がいる。

小論文の訓練で、そういうことを指導していないのだろうか。ちょっと不思議に思う。あるいは、問題自体に

「段落を適宜作ること。改行した次の行は1文字あけて始めること。だ・である体で書くこと」

というような条件を明示しておくべきなのかもしれない。

というのは、やはり段落なしでは読みにくいし、したがって内容がいくら良くても採点は低めになってしまうのではないかと思うのだ。外見上の形式が整ったところで、内容の一貫性や論理の整合性、説得力で自己主張をして欲しい。