KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

廣瀬隆人ほか『生涯学習支援のための参加型学習のすすめ方』

生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方―「参加」から「参画」へ

生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方―「参加」から「参画」へ

「空白のプログラム」空白のプログラム。それは、学習者が自分で学ぶ内容と方法を決定するプログラム(アクティビティ)です。回数の多い事業のプログラムであることや一定のオリエンテーションが必要です。プログラムの後半で実施することができます。学習者の中から企画委員会を設けて、アクティビティを検討し、主催者と打合せをします。

「講義を10倍楽しむ方法」参加型学習は「講義形式」を否定しているのではありません。むしろ講義型学習を効果的にするためにも参加型学習は有効です。

  • 15分間 グループで討議をする (1)テーマについて、考えていることを一言 (2)講義に期待していること、自分の課題
  • 80分間 講義を聞く
  • 20分間 グループ討議をする、講師に質問をする (1)講義の感想、何を学んだか (2)どこが共感したところか (3)何がわかったか (4)何がわからなかったか→質問してみよう

参加型学習プログラムの設計と実施のコツが要領よくわかる。図表イラストを中心に組んだページレイアウトも特徴で、わかりやすい。