KogoLab Research & Review

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「教育学部」看板復活?

文部科学省の調査研究協力者会議は16日、教員を養成する教育学部などの入学定員について、これまで約20年間続いた抑制方針を転換することを決めた。今後、膨大な数の教員が定年退職するうえ、少人数学級の編成で教員需要が高まることで、小中学校の教員が不足するため。……文科省の調査によると、全国の公立小中学校で今年度末に定年を迎える教員数は約7700人。これが、07年度末には約1万4000人にのぼり、18年度末には約2万5000人でピークに達する見込みだ。……国立大学では、87年度から教員養成課程の定員を他の分野に振り分ける動きが始まった。当時、約2万人だった同課程の定員は、少子化の影響も加わって今年度は47大学で計約1万人まで半減している。文科省は、既存の教育学部の定員増だけでなく、私立も含めて新たに教育学部を設置することも認める方針だ。 (02/16)

てゆーか、それくらいの見通しは教員の人口ピラミッドを見ればすぐわかりそうなもので。学生定員復活はもちろん、「教育学部」の看板をおろした(おろさせられた)学部にも、看板復活を認めるんでしょうね、当然。