- 作者: ジョセフ・ジャウォースキー,金井壽宏,野津智子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2007/10/02
- メディア: 単行本
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ユングのシンクロニシティ、ボームのダイアログ、マズロー、センゲの組織学習、果ては、スピリチュアリティまで登場。はてさて、どうしたものか。
- 状況が悪くなれば、無能なリーダーのせいにして、自分たち一人ひとりの責任を逃れたりもする。絶望的な事態になったときには、偉大なリーダーが現れて自分たちを救ってくれることを当たり前のように期待したりもする。だが、こうしたあらゆる罠のせいで、われわれは完全に見過ごしてしまうのだ。「われわれは共同で、何を創り出すことができるか」という、もっと重大な問いを。
- 全体は、その部分を理解するのに必要である。と同時に、部分は全体を理解するのに不可欠である。
- ボームにとって明らかだったのは、人間は集団でいるときによく学ぶよう生まれついている、ということだった。人間はともに学び、考えることができる。そして協力して行う思考が協力して行う行動へとつながっていく。
- 「社会における通常の思想は一貫性がない。それは互いを殺しあいながら、あらゆる方向へ進んでいく」。しかし、もし人々が一貫してともに考えることができたら、それは目を見はるような力を持つだろう。
- シナリオ・プランニングとは、計画を練ることではなく、経営陣が事業環境や世界に対するメンタルモデルをかえるプロセスである、と。
- 感じ方や考え方を変えられることは、知識を手に入れることより重要である(デヴィッド・ボーム)