日垣隆『部下の仕事はなぜ遅いのか』
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: 単行本
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- 営業というのは、日本では根性論やカリスマ営業マンに支えられているものと考えられているが、それは違う。営業とは、そのプロセスを分析して細分化すれば、誰にでもできるようなシステムにすることができる。
#行動分析学。
- ネットビジネスの世界では、ほかの分野でも使えるノウハウが豊富に蓄積されています。例えば、返品率を下げる方法ですら、パターンとしてわかっています。ものを売ったあとの21日以内に、どのタイミングでどのような内容のメールを送ると返品率が何%下がるか、ということが確立されているのです。
#eラーニングでも同じことがノウハウとして蓄積されているべき。
- 「ひとりも落ちこぼれを出さない」教育に情熱を傾けるのは自由だとしても、それは消耗どころか罪悪だと思いますし、落ちこぼれは落ちこぼしてやってほしいと願わずにはおれません。
- くだらないことでも、参加者全員に話をさせて、それを組み立てて結論に導くわけです。98000円も出すと、参加者は良いことを聞いた程度のことでは満足しない、もう別のフェーズに入ってしまっています。
- アメリカだと「リーダー」というのかたくさんあって、その分野で誰もが読むべき論文とされているものが、まとめてすぐに読めるわけです。
- 大切な社員から、やる気と時間を奪ってしまう「うるさい客」や「いやな客」は、切ってしまったほうが会社の利益を上げるためにつながる、という発想のようですね。