KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

新任教員セミナーフォローアップ研修

私は「コースナビを使って質の高い授業を作ろう!」ということで30分の講演をしました。主張はいつものように:

  • オンデマンド授業を収録して蓄積する
  • オンデマンド授業と小テスト・小レポートを組み合わせて、聞きっぱなしにさせない
  • 教室授業では実習中心の活動にする(オンデマンド授業と組み合わせてブレンドにする)
  • TAを雇い、多人数のクラスにも対応する

です。

とりわけ具体的な行動ステップとして:

  • 授業の3年サイクルモデル
    • 1年目は、スライドを作り、オンデマンド授業を収録する
    • 2年目は、オンデマンド授業を文字起こししてテキストを作る
    • 3年目は、Q&A、確認テスト、参考文献を充実させて、本にする
    • 4年目以降、上記を繰り返し、改訂していく
  • ワークショップスタイル教室授業のマネジメントを習得する
    • アイスブレークのレパートリー
    • グループワークの運営スキル
    • 評価とフィードバックを無理なく組み込む

を提案しました。

反応の印象としては、「オンデマンド授業を収録する」という第一歩のハードルが高いようです。私もそうでしたが、収録しなければ授業ができないという状況に追い込まれなければ、やらずに避けてしまうかもしれません。

そう考えると、次の研修企画としては、「オンデマンド授業を収録する」ワークショップを開くのがいいかもしれません。