何年に一回かは,12月頃に「日記の続け方」のようなテーマで,新聞や雑誌から取材を受ける.
2004年に,汐文社(http://www.choubunsha.com/)から『きょうから日記を書いてみよう』という本を出したせいだろうと思う.取材が来るのは,新年に向けて,「日記をどうやって続けたらいいか」というようなテーマの記事にニーズがあるためだろう.
- 作者: 向後千春,玉城あかね
- 出版社/メーカー: 汐文社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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この出版社は子ども向けの本を専門に出していて,この日記の書き方の本も,学校や公共の図書館に所蔵されていることが多い.アマゾンでは品切れになっているようだけど.
そんなわけで,先日もある新聞の記者さんから取材を受けた.たいていは「言いたいことはすべて本の中に書きましたので,自由に引用して,記事を書いてもらっていいですよ」と言って,取材は避けようとするのだが(だって時間がかかるから),わざわざ訪問してもらったので,お話をした.
で,結局,話したことは,ライフログの話だったなあ.
日付の入った日記帳を買うと,途中で挫折することが多いけど(なぜなら白紙のページがどうしてもできてしまうから),ライフログのような,変哲もないノートに時系列順に,出来事や思ったことを書き込んでいけば,続けられますよ,と.写真やら切り抜きやらを貼り付ければ,書かなくても記録になりますし.