- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ノート術もダイエットもセミナーも,ひとつの方法を試しては,次の方法へと移っていく.それは成果が出ないから.だから1つの方法が続かない.この本は著者が十年以上も継続しているノート法を披露している.
1冊のノートにまとめることと行動記録とコメントをはさんでいくところは『人生は1冊のノートにまとめなさい』*1に共通している.この本の特徴は,何らかの成果として世の中に出すことを目的としてノートを書いていく点にある.
右ページにまず書き込み,左ページには,感想や反省,面白いことを追加していくという方法.もしなければ左ページはブランクのままでいいけれども,ブランクのままにしてあると何となく居心地が悪いので,何か追加したくなるという効果を狙っている.毎日最低2ページ書き続ける.
こんなふうにしてノートを続けていくと,脳内リンクができはじめ,最終的には世の中に成果を出すことができる.そう考えると,ポイントは1つ.書き続けるということだ.これは同じ著者がレコーディングダイエットに成功した体験からも裏付けられるだろう.書き続けるということだ.
ちなみに,私は元々ノートの右ページにしか書かない主義*2.この本が勧めるように,まず右ページに書いて,左ページに展開するという方法には親近感を持った.