KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

教育工学会研究会セミナー「論文の書き方」

岐阜大学で開かれた教育工学会研究会に参加してきました.今回は,ゼミ生の発表が3件*1,ゼミからの参加は8人でした.名古屋在住の人が3人いたとはいえ,かなりの人数です.

ゼミ生には,研究会は全国大会よりも発表時間が長いし,いろいろなところの研究者と知り合いになれるので,積極的に発表することを推奨しています.だんだんそれが習慣になってきた感じです.

前回の研究会から,恒例企画になりつつある,セミナーも研究会参加の価値を高めていると思います.今回は,東工大の清水康敬先生をゲストに迎えて「研究成果を学会誌に投稿するためには‐論文の書き方‐」というテーマで開かれました.

話のポイントは:

  • 投稿論文にするためにはデータを取ってからでは遅い
  • 経過報告ではなく,体系的に書く
  • 研究計画が大切
  • 何をどこまで明らかにするかを限定し,明示する
  • 目的は内容に合わせて最後に書く(裏技)
  • タイトルは40字以内で具体的に書く
  • 査読者からの難しい条件に対して逃げない

というような,具体的で示唆に富む話でした.