Facebookは1秒〜3秒で「みんなの」エントリーを斜め読みする場所ですから、長文の文字を読んでもらうのには適していません。それは、大勢の（お酒がまわった）パーティーでスピーチを始めるようなものです。
- イケダノリユキブログ http://www.ikedanoriyuki.jp/?p=3680
「ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代」はもう終わったのだ。「ブログがSNSからトラフィックを集める時代」が始まった。いや、一年以上前からそうなっている。
というわけで、「ポストfacebook」は「blogリターンズ」という予測が立てられるようです。
facebookは、とても便利だけど、確かに長文はそぐわない。もちろん長文を載せても何の問題もないのだけど、周りのタイムラインは、インパクトのある写真や、短い近況、あるいはリンクとそのコメントという内容がほとんどなので、「もっと見る」リンクをクリックしないと開けない長文は、そのままになってしまいがちなのですね。
一方、ブログの方はというと、わざわざそこに飛んできてくれた読者がほとんどなので、むしろある程度の長さの文章があってしかるべきです。逆に、あまり短いと怒られるo(^▽^)o。だからブログを書くことの敷居がちょっと高くなるわけです。
SNSとブログの棲み分けは上のようになって、SNSがブログ記事の水先案内として働くわけです。もしブログ記事の内容について意見を交わしたいのであれば、SNSでやりとりをすればいい。とはいっても、SNSのコメント欄は本格的な議論には向いていませんけどね。そう考えると、本格的な議論をする場所というのがあってもいいのかも。
というわけで、これから「blogリターンズ」なので、みなさんブログを書きましょう。とはいっても、やはりブログの敷居は高い。もっと気軽な「雑誌的ブログ」の形があれば、流行るかもしれません。
