KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2014年を振り返る。

年も押し詰まってきましたので、ここで2014年を振り返っておきたいと思います。その際に参考になるのが、今年の1月1日に書いた日記ですね。ここに、「今年の目標」が書いてあります。

これによると、今年の目標は3つありました。順次振り返ってみます。

1つめは、本を出版すること。現在2冊の本を書いています。ひとつは、教員のための教える技術の本。もうひとつは、文章の書き方の本です。春から夏あたりまでには出版できると思います。お楽しみに。

本を書くことについては、できすぎでした。全部で4冊の本を出すことができました。『伝わる文章を書く技術』と『教師のための教える技術』については予定どおりでした。

200字の法則 伝わる文章を書く技術

200字の法則 伝わる文章を書く技術

教師のための「教える技術」

教師のための「教える技術」

予定以上だったのは、アドラー心理学の本2冊でした。『コミックでわかるアドラー心理学』と『アドラー"実践"講義』の2冊を、ほぼ同時並行で、1日千字ずつ書き進めていきました。結果として、どちらの本も年内に出すことができました。多くの人の助けがあって本の形にすることができたと思っています。どうもありがとうございました。

コミックでわかるアドラー心理学

コミックでわかるアドラー心理学

アドラー“実践

アドラー“実践"講義 幸せに生きる (知の扉)

2つめにいきましょう。

2つめは、体重を減らすこと。たくさん歩くようになり、テニスもコンスタントに続けているのに、体重は減りません。それどころかむしろ増えた。そこで、今年は体重を少し減らすことが目標。そうして、けがしにくい(特に肉離れo(^▽^)o )身体になる。

身体については、特に大きな病気もしませんでした。これも感謝です。体重はというと、減りませんでした。テニスもコンスタントにしているし、ときどきは卓球もしているし、なるべく車を使わずに歩くようにしているのですが、なぜか体重は減りません。ナゾです。

最後、3つめです。

3つめは、アドラー心理学を広めることに力を入れる。これまで、日本心理学会や日本教育心理学会でアドラー心理学の研究を発表してきて、一定の手応えを感じてきました。今年はさらにそれを拡充していきたいと思います。

これが一番のサプライズでした。この目標を書いた時点では、今年のアドラーブームはまったく予期していなかったと思います。年が明けてほどなくして『嫌われる勇気』がベストセラーとなり、アドラーの名前は広く知られるようになりました。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

このことによって、早稲田大学オープンカレッジ中野校と朝日カルチャーセンター新宿教室で、アドラー心理学の入門講座を開くことができました。また、各地で半日の入門講座を開くこともできたのだと思います。本当にこの本に感謝したいと思います。そして、アドラー心理学が一過性のブームで終わったと言われないように、来年も地道に活動を続けていきたいと思います。