やって価値のあることはすべて「めんどうくさい」ことなのだろう。それは、ちょっとした思いつきから始まるかもしれない。しかし、それを価値あるものにするためには、さまざまなめんどうくさいことに時間を割かなければならない。そうでなければ、それはいつまでもちょっとした良い思いつきのまま、自分の手帳の片隅に記録されているだけだ。
とすれば、どうやってその「めんどうくさい」ことを最後まで成し遂げるかだ。それをどうやって形あるものとして完成させるかということにかかっている。それを成し遂げるための秘密はない。ただめんどうくさいことをコツコツと積み上げて行くだけの話なのだ。
めんどうくさいことを、小さく区切って、そのひとつひとつを成し遂げていくこと。それしかない。