もうすぐ新学期ですね。新しいことを学び始めるには、いい季節です。そこで、こんな本からスタートしてはいかがでしょうか。
まずは、教育工学の研究をしたいという人向けの2冊。1冊目は学部生から読めます。2冊目は、すでに研究を始めていて、これからどういう方向で行こうかと考えている人に、インスピレーションを与えるでしょう。
- 作者: S.M.ロス,G.R.モリソン,Steven M. Ross,Gary R. Morrison,向後千春,清水克彦,余田義彦,鈴木克明
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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次は、統計学の入門書の2冊。わかりやすいと評価をいただいています。1冊目は統計学の第一関門「検定」の考え方、2冊目は相関係数から因子分析までを説明します。Excelを使いながら、統計の考え方を身につけようというものです。
- 作者: 向後千春,冨永敦子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 (ファーストブック)
- 作者: 向後千春,冨永敦子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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次は、「教える技術」の2冊。これもわかりやすいと評価をもらっていますが、その根底には、心理学と教育工学、特にインストラクショナルデザインの理論が土台になっています。ですので、どんな領域、どんな場面でも応用ができます。1冊目は一般向けで、2冊目は教員や研修講師などの教える仕事に就いている人向けに書いたものですが、1冊目を入門、2冊目をアドバンスコースとして読んでいただければと思います。
次は、文章を書くための本。どんなときでも、わかりやすい、伝わる文章を書くということが求められてきます。まずは、200字の一段落を書けるようになると、どんなに長い文章でも書くことができるようになる、という方法を解説しています。
そして最後は、アドラー心理学の2冊。人生に迷ったとき、人間関係に悩んだとき、いつでもアドラーは私たちを前向きにしてくれます。1冊目は、コミックでアドラー心理学を実践します。間に入っている解説文は(私が書いていますので)しっかりしていますよ。2冊目は、私のアドラー心理学の講座をまとめ直したものです。自分でワークをやりながら、アドラー心理学を身につけることができます。
では、よい新学期をお迎えください。