各地で開いているアドラー心理学入門講座は、全部で４章立てで設計しています。先日終わった京都は、［第１章］から半年たって、［第２章］を開いたわけです。
次は、5月3日（日）に名古屋で［第２章］を開きます。これは［第１章］から10ヶ月ほどたっています。
これは不思議な形態かもしれません。なにしろ、半年から１年以上たってから、次の講座がひらかれるのですから。普通であれば、１回で完結するか、あるいは、15週とか８週で完結する「コースワーク」の形式です。コースワークの形式は、学校でよく使われます。
１年経ってから次の回に進むようなセミナー形式の講座というのは、はたして受講生にどんな効果を生んでいるのでしょうか。ぜひ聞いてみたいところです。
全体で４章立てですから、毎回参加してくれて皆勤賞をとるためには、４年くらいはかかりそうです。大学であれば、入学した人が卒業している時間です。
でも、こんなのんびりした講座もいいのではないでしょうか。年に一回はアドラー心理学の話を聞いて、ワークに参加して、そこで得たことを自分の生活で実践していく。のんびりと、じっくりと。
