第2回アドラーフェストを開催しました。
この催しは、中野オープンカレッジ講座や、各地でのアドラー心理学入門講座、JMOOCオンライン講座など、さまざまなところでアドラー心理学を学んだ人たちが再会する年一度のお祭りです。同時に、これからアドラー心理学を学んでみたいと思っている人たちの場でもあります。
そのために、みんなが体と頭を使って学ぶことができるワークや、最新の研究成果をプログラムに組み込みました。
おかげさまで、60人もの参加者を得て、にぎやかに開催することができました。
ワークは、ライフスタイル理論を体験して学ぶことができる「「新ももたろうものがたり」を、倉吉の長谷川理恵さんにやっていただきました。多くの人から「おもしろい。ライフスタイルがよく理解できる」との感想をいただきました。
私は、サビカスのキャリアカウンセリングの理論に基づいたレクチャーと、ワークを実施しました。参加者の中には、キャリア関係の専門家がたくさんいましたので、興味を惹いたようです。キャリア教育やキャリアカウンセリングの領域に、アドラー心理学の考え方を導入をすることはこれからの課題となるでしょう。
メンバーのキャサリンによる「勇気づけワーク」は、じわじわくるもので、これも大好評でした。
後半は、早稲田大学アドラー心理学研究会のメンバーによる研究発表を5件行いました。一件当たり20分の長さでプログラムを組みましたが、質問がたくさん出たためにどんどん延び延びになってしまいました。でも、これはとても嬉しいことでした。発表者にとってもたくさんの質問をもらったということが勇気づけになったと思います。
さらに、質問カードによる質問がたくさん寄せられて、しかも私はそれを喜んで回答するものですから、どんどん時間が延びてしまいました。最後までいられなかった方には大変ご迷惑おかけしました。次回は、質問回答時間をたっぷり取って、プログラムを組むようにします。
最後は、懇親会用のお弁当を食べながらとなりました。皆さん、長時間のご参加ありがとうございました。また来年お会いしましょう!