KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

オンライン授業をベースにすると授業デザインが自由になる

2020年10月30日(金)

ハローフライデイ! 向後です。

昨日のメルマガ記事で、
>オンライン教育の1つのモデルとして、オンデマンドとライブ授業を組み合わせた形がいい
ということを書きました。
これは必ずしも反転授業をオンラインでやるということではありません。

オンライン反転授業というのは「オンデマンド→ライブ→オンデマンド→ライブ→……」
という形で交互に進んでいくことです。

これは、オンデマンドでは基礎的な知識やスキルを個別に学習して、
Zoomでは学習者が集まってそれを土台としたグループワークや実習をするというモデルです。

もちろんこのオンライン反転授業でもいいのですが、
経験的にはライブ授業は頻度を少なくしても機能します。
つまり、オンデマンドを3週やって、4週目にライブ授業を行うといったモデルでもOKです。
ライブ授業の頻度は、主催者が最適値を探って決めることができます。

これはブレンド型授業の一般化されたモデルで、以前から提案されていました。
このようにオンライン授業をベースにすると、
対面授業よりも授業デザインを自由にすることができます。
いったん対面授業の制約をゼロにして設計してみるといいと思います。

では良い週末を!

…………
ちはる塾メールマガジン(発行者:向後千春)

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