2021年3月17日（水）
こんにちは！ 向後です。
チクセントミハイの「チャレンジ／スキルバランス」のモデルは、チャレンジ（課題の困難さ）とスキル（自分の能力）が釣り合ったときに、その課題に没入できてフロー状態になるというものです。フロー状態だったときのことをあとで振り返ってみると、面白かったなあ、楽しかったなあという体験として感じられます。
チャレンジレベルがスキルレベルを大きく超えている場合は、ハードモードになります。なかなか課題をクリアできないので、不安になり、緊張して、疲れてしまいます。逆にスキルレベルがチャレンジレベルを超えている場合は、イージーモードになります。何をやってもクリアしてしまうので、退屈してしまうでしょう。
ポイントは、チャレンジレベルとスキルレベルをバランスさせることです。そうすると、半分は成功しますが、半分は失敗します。そのことが面白いし、楽しいのです。私の好きなテニスでいえば、ゲームをして５勝５敗くらいの相手とやるときに一番楽しいということです。もちろんゲームに負ければ悔しいですが、それが成長のエネルギーになります。
これは人生全体にも言えることかもしれません。イージーモードの人生は退屈。ハードモードの人生はしんどい。山あり谷ありの人生は面白い人生でもあり成長する人生でもあります。
スキルレベルは自分でトレーニングして磨いていくことができます。同時にチャレンジレベルも自分で選ぶことができるのです。自分にちょうどよいチャレンジを選ぶのも、人生で大切な能力かもしれません。
では、良い１日を！
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