2021年6月1日(火)
ハロージューン! 6月に入りました。向後です。
4月に放送大学高知学習センターの面接授業で「やさしい心理統計学」を開きました。そのことを書いた「(132) 「やさしい心理統計学」の面接授業から考える実習授業の工夫とそのオンライン化」の記事にイイネがついて、なんとなくやる気になっています。
https://note.com/kogolab/n/nca57ba1099be
アイデアのポイントは “Bring Your Own Data” です。「自分のデータを持ってきて」その分析方法や考察を考えてみましょう、という入り口を考えています。
普通のコース設計であれば、典型的なデータを用意して、それをどう分析していくかというステップを踏みます。でも、このコースでは、はじめに自分がとった、自分の手元にあるデータを持ち込んでもらって、そこからスタートしようというのです。
もちろん、データを取る前に、何についてのデータをどんな形でとるかというデザインが大切なのです。つまり、意味のあるデータをとるということです。そうでないと「ゴミを入れれば、ゴミが出てくる」ということを確認するにとどまります。
データを取る目的とそのとり方が重要です。しかし、最初からそれを最善の形でできる人はいません。データをとってみたあとに「ヤベェ、これじゃだめだ」と気づくのです。そして、より意味のあるデータのとり方について工夫していくわけです。
そんなコースを考えています。何かリクエストがありましたら下に送り方が書いてありますので、送っていただけるとうれしいです。
では、良い1日を!
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