KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

研究会という形は楽しくて可能性に満ちている

2021年6月14日(月)

ハローマンデー! 向後です。

今年の5月からアドラー心理学と教える技術の研究会を隔月で開いています。両方の研究会に入っている人は毎月研究会に参加しているということになります。この研究会という形は、やっていてかなり楽しいです。ということは参加している皆さんもかなり楽しいのではないかと思います。

その理由を考えてみました。講座やコースではなくて研究会という形が良いのかなと思います。講座やコースですと、レクチャーと質疑応答と課題という形にならざるをえません。しかし、研究会であれば、長いレクチャーもないですし、教科書も、練習問題もありません。

「勉強する」というのではなく、「研究をする」という姿勢になることで、それがつらいものから楽しいものへと変化するのでしょう。何か決まったものを押し付けられるのではなく、自分で進んで何かを探求していくということ、それが楽しいのです。

それから、他の人と話しながら学ぶことって大きいです。もちろん知識の伝達という点では不完全で不十分ですけれども、お互いに自分の理解を試しながら考えを深めていく行為が深くて速い学習を生むのです。

先生と均質な学習者たちが教室の中にパックされている形から、多様な背景を持ったレベルの違う人たちが集まってお互いに会話しながら学んでいく研究会という形へ。そんなアイデアを考えています。

では、良い一週間を!