KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

独学は非効率。コーチにつくことが効率的。

2021年9月10日(金)

「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」で「独学は基本的には非効率。コーチやロールモデルやスクールが効率的です。習った上で、自分で試行錯誤しよう」という話をしています。

https://www.youtube.com/watch?v=T6Jns06DXME

彼女はゴルフをやっているとのことで、ゴルフについて相手に尋ねるときに、ゴルフを何年やっているかという「ゴルフ歴」ではなくて、ゴルフレッスンを何年続けているかという「ゴルフレッスン歴」を聞くべきだといっています。その方が、相手のレベルがよくわかるというのですね。

私が提唱している「入門/中級/熟達の3ステージモデル」でも、熟達段階に入ったら良い先生を見つけて弟子入りすることが必要だと主張しています。入門段階では、よく設計されたコースに入ることが大切で、それはスクールに入ることと同じことです。スクールではすでに用意されたカリキュラムがあるのが普通です。

https://note.com/kogolab/n/n6e2fa06237bc

オンラインサロンもまたある種のスクールといえます。入門的な教材とコース、一緒に学んでいこうとする仲間、そして個別指導のできるコーチや先生がいれば、「入門/中級/熟達の3ステージ」ををカバーするものになります。それぞれの段階にいる人が最適な方略で学んでいけることが期待できます。

独学が非効率になりやすいのは、1人で学んでいると、何をどの順番で学んでいけばいいのかがわからないという一点にあります。何をどの順番で学んでいけばいいかがわかるためには、その領域の全体像を知っている人に指導を受けることがどうしても必要なのです。

逆にいえば、良い指導ができるコーチというのは、全体像を知った上で、相手に合わせて、何をどの順番で学ぶべきかということを即座にデザインできる人なのです。