KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

バケットリストにはその人のライフスタイルが現れそう

 

2021年9月14日(火)

バケットリストというのは、死ぬまでにやりたいことをリストに書き出したものです。英語の言い回しに「kick the bucket」というのがあって、これが「死ぬ」という意味であることが由来だそうです。

さらに、なぜ「バケツを蹴る」が「死ぬ」という意味になるのかということについては、もう少し由来があって、次の記事を読むと理解できます。

バケツを蹴るとなぜ死ぬのか(旭川工業高等専門学校教授 十河克彰)

https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/koei/english/alacarte/29.html

さて、もうすぐ年金をもらえる歳になる私も、そろそろバケットリストを書いておいた方が良さそうです。もちろん、若い人も、あるいは若い人ほどバケットリストを書いてみる方がいいでしょう。

100個ほどの叶えたいことを書くといいとのことですけれども、そんなにたくさんだと、1番目のリストを「100個のバケットリストを書く」にしなければならないかもです。100個のリストを考えて書くのは大変ですから。

ですから、最初は5個くらい書いて、思いつくたびにリストを増やしていくといいかもしれません。

アドラー派カウンセリングでは、クライエントに「特殊診断質問」を投げかけることがあります。「あと1週間で死ぬとしたら何をしますか?」というのはその一例です。この質問の答えには、クライエントが何を一番大切に思っているかという価値観が反映されるでしょう。

同様に、その人のバケットリストにはその人の価値観とライフスタイルが反映されることでしょう。そう考えて、作った自分のバケットリストを眺めてみると、自分自身についての新しい発見があるかもしれません。