KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

元旦の書初め:2021年のふりかえりと2022年にやりたいこと

2022年1月1日(土)

2022年あけましておめでとうございます。恒例の「今年やりたいこと」を書いてみたいと思います。書初めのようなものですね。

・2021年のふりかえり

まずは、去年やりたかったことのふりかえりから。次の3点でした。

(1) 本をKindleで読むようにする

これはあまりできなかったです。本を読むのも、論文を読むのも、まだ紙の方がいいみたいです。スケジュール帳もジャーナルもiPadで電子化に全面移行できたのに、読むのだけはまだ印刷したものの方がいいですね。これは、ページをめくるたびに読み進んだという感じがあることと、ラインを引くときの物理的な手触りがいいからでしょう。

(2) 月一回は目的のない旅をする

これもあまりできなかったですね。とはいえ、出張がかなりできる状況になってきたので、その名目で遠出をすることはできました。行けば、その土地での美術館や博物館や庭園などを見てまわることはかなりできました。

(3) 仕事を入れすぎないで、好きなことを優先する

優先事項はテニスと旅とのんびりすることでした。テニスはかなりできました。スケジュール帳をカウントしてみたら、合計213回やっていましたwww。1年の58%の日でラケットを振っていたことになります(平均すると週に4日ですね)。

これが可能になった原因は、2020年のステント手術からなぜか早起きになって、仕事を午前中に終わらせるようになったことがひとつ。もうひとつは、リモートワークが継続したため、スケジュールが立てやすくなったことがあります。いずれにしても、体を動かすことでとても調子がいいので、これは続けていきたいです。

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・2022年にやりたいこと

さて、それでは2022年にやりたいことです。3つ考えました。

(1) 本を書く

サバティカル中に本を書きたいと思います。あまり欲張っても「虻蜂取らず」になってしまいますので、次の2つを構想しています。

1つは、アドラー心理学とインストラクショナルデザインを融合させたものです。この2つを融合させたいという構想は長らく頭の中にあったのですが、Ryan & Deciの基本的心理欲求理論とアドラー心理学の基本前提を中心にしてインストラクショナルデザインのさまざまなモデルを配置し直すことで道筋が見えてきました。これを形にしていきたいと思います。

もう1つは、おとなの学びとおとなの研究を融合させたものです。仕事や現場における学びは研究と直結していて、その方法的な枠組みを与えるのがアクションリサーチという配置ができます。同士にそのように行うおとなの研究は自分の人生を描き直し、人生に意味を与えるものになります。そういうことをひとつの「生涯学習学」としてまとめたいと思います。

(2) オンライン研究会は拡張して続ける

2021年度は、教える技術とアドラー心理学のオンライン研究会をそれぞれ隔月で開いてきました。次の記事で書いたように、オンライン研究会を美術館モデルで開けるといいかなと思っています。

2022年度のオンライン研究会を美術館モデルで考える
https://note.com/kogolab/n/nc8807fbad0a9

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最終的には、研究会が「いつでもふらりと訪れることができる場所」であり、「何かに迷ったり、悩んだりしたときに、それを考える居場所」として提供できるといいかなと思っています。
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2022年度は、アドラーも教える技術も「ごちゃ混ぜ」にしてオンライン研究会を開くかもしれません。その方がなんだか楽しそうな気がするので。

(3) ワーケーションに行く

コロナの状況次第ではありますが、サバティカルを利用していろいろなところにワーケーションに行きたいと思っています。それを利用して各地で小規模なワークショップを開きたいと思っています。オンライン事前学習を組み合わせてのワークショップ現地開催もいいかなと思っています。そこでの参加者の何人かはオンライン研究会に入ってくれるようになるといいですね。

以上で3つですが、おまけの4つ目。

(4) 教材となるものを整理していつでも使えるようにする

これもサバティカルの時くらいにしかできないことです。これまでの授業や講演で作ってきた材料を整理して、教材としていつでも使ってもらえるようにしていこうと思っています。

ともあれ、健康第一で2022年も過ごしていきたいと思います。そのためにもテニスは年間250回を目指します!www