KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

来年度のゼミ志望者が多いのはなぜ?

2022年1月8日(土)

2022年度のゼミを決めるための訪問期間も大詰めです。通学生はすでに定員9人が確定しています。eスクール生は訪問期間がまもなく終わって、希望調査が行われます。ここまでに、eスクール生の面談(Zoomによる)は21人になりました。希望調査はまだですけれども、昨年度に比較すると希望者が大幅に増えるかもしれません。ちなみに昨年度は7人、一昨年度は4人でした。

指導教員がサバティカルをとることがわかっている年は希望者が減るのが普通なので、これはちょっと不思議です。原因として思い当たることは、2021年は必修科目である「データリテラシー」のコンテンツを新規収録したことです。この収録では、私が単独でしゃべるのではなく、同じ科目を担当している先生と掛け合い漫才のようにやりとりしながら授業を進めていきました。

この科目とは違いますけれど、授業ビデオの中に学生が参加していると、「わかりやすい、雰囲気が和む、議論が活性化する」などの良い効果が生まれることがわかっています。これは以下の教育工学会の大会で発表しました。

向後千春(2021)授業ビデオにおけるマップ提示と学生参加の効果:パイロットスタディ『日本教育工学会2021年秋季全国大会講演論文集』Pp.107-108

そんなわけで、もしかしたらデータリテラシー科目の印象が良かったので、ゼミ希望者が増えたのかなあと思っているところです。