KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

トレーニングは自分にマッチした人とやり、ゲームは知らない人とやる

 

2022年3月7日(月)

1, 2月のテニスを振り返ってみると、1月は20回、2月は14回テニスができました。これには90分のレッスンや2時間のダブルスあるいはシングルスのゲームが含まれています。それぞれを1回としてカウントしています。1月は1日に2回やったりしました。たとえば、90分のレッスンを受けたあとに2時間のゲームをするなどです。しかし、こうしたダブルヘッダーはかなり体にこたえることがわかりました(当たり前です)。ですので、2月は少しセーブして1日1回としました。

最近わかってきたことは、テニスは回数ではなく、どんな人とやるのかが重要だということです。

トレーニングとしてやるならば、自分と同じ技量の人と打つのがベストです。ゲームをするなら勝ったり負けたりして、平均で半々くらいの勝率の人とやるのがいい。そうすると自然にメンツが固定してきます。で、固定した相手とやり続けると、自然に相手の癖とか傾向がわかってきます。そうするとそれに最適化されていくわけです。

しかし、そうして見知った相手に対して最適化してしまうと、今度は知らない相手とゲームをやるときにうまくいきません。まずはまったく知らない相手と打ちながら、相手を知っていくことが必要になるからです。

最近、岡田斗司夫『「いい人」戦略』(株式会社ロケット, 2014)をKindleで読みました。以上のことに関係するようなことが書いてあります。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00LUWUINQ?tag=chiharunosite-22

「面白く、頭が良く、気の合う人しかいないコミュニティ」ではコミュニケーションコストが低い、つまりお互いに話が通じやすい。しかし、そうすると「仲間」以外に伝える力を失ってしまう、と。そして、いつまでも仲間同士で固まってしまって、新陳代謝が行われなくなってしまいます。

「だから、組織やコミュニティは常に外部に対して開かれていなければならない。「パブリック」な存在として外部の視線に晒されていなければいけない」

トレーニングは自分とマッチした人たちとやるのが効率の良い方法です。しかし、ゲームは外に出て、自分とはまったく違った人たちとやるのがいいのです。それが自分を成長させるバネとなります。