KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2022年のふりかえりと2023年への展開

2023年1月1日(日)

2023年あけましておめでとうございます。去年2022年1月1日の記事を見ながら、恒例の「去年のふりかえりと今年やりたいこと」を書いてみたいと思います。


順に検証していきながら、2023年にやりたいことにつなげていきましょう。

(1) 本を書く
これはできませんでした。でも、何回か講演をして、構想が固まってきたような気がするので、2023年には形にしたいですね。『上手な教え方の教科書』を展開させた、インストラクショナルデザインの実践編という位置づけになると思います。

(2) オンライン研究会は拡張して続ける
これはやりませんでした。せっかくのサバティカルイヤーでしたので、いったんすべてのことを手放してみようと考えたのが理由です。これはよかったのではないかと思います。完全に充電できたからです。2023年は、月一回の「教える技術オンライン研究会 (OGOK)」を再開することを予定しています。この研究会ごとに、前項の本を一章ずつ書いていけたらいいですね。

(3)ワーケーションに行く
これはめちゃくちゃいきました。毎回が良かったし、楽しかったです。これが2022年の大収穫かな。頻度は落ちますけど、2023年もいろいろなところに行って、ワーケーションしたいです。私の知らない、すてきな場所がたくさんあるはず。

(4)教材となるものを整理していつでも使えるようにする
これは2023年に実現したいと思っています。「卒論の作り方」をテキスト化することを計画していて、すでにスタートしています。2023年度に入ってくるゼミ生が通学生・eスクール生ともに最後のゼミ生となります。この20年に渡って、私がゼミをどのように進めてきたのかということをテキストとしてまとめておきたいと考えています。

ゼミのやり方は、専門領域によっても、また教員によっても千差万別です。しかし、何か共通のものがあり、それが他領域でも応用可能であったら、このテキストが参考になるかもしれないと考えています。

(新) ライティング・ワークショップを企画する
「書くことがスタートであり、同時にゴールである」というコンセプトで「ライティング・ワークショップ」を企画していこうと思います。日常を書き留めておく文章から、研究論文までを貫くような書き方のトレーニングをどのようにしていけばいいかということを探りたいと思います。

その実践の場としてライティング・ワークショップを開きます。書くことによって研究がスタートし、研究は書くことで完結するというイメージです。つまり、書くことと研究することは、考えるという媒介を経て、一体であり同じことなのです。

(番外) テニスは204日
ところで、「テニスは年間250回を目指す」ということを宣言していました。数えてみたところ、合計204日でした。目標には届きませんでしたけど、一年の56%の日でラケットを振っていたことになります。悪くないですね。今年もコートを走りまわりたいと思っています。