KogoLab Research & Review

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【eスクール】最後のゼミ選抜:何を選抜のキーにするべきか

2023年1月6日(金)

2023年4月からのゼミ生が最後のゼミ生になります。通学生ゼミ生9人はすでに確定しました。eスクール生はこれからです。これまでに15人の希望者とZoomで面談しました。eスクールのゼミ生もそんなに大人数にはしたくないので、ゼミ生8人を2人の教育コーチがみるという形にしようと考えています。

15人の面談者のうちどれくらいが第一志望で来るかはわかりません。しかし、10人は超えると思いますので、選抜することになります。これが最後のゼミ選抜となります。

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ゼミ選抜については、どんな方法がベストなのかは最後までわかりませんでした。本人の熱意なのか、研究テーマのマッチ度なのか、これまでの成績(GPA)なのか、何を材料にして判断すればいいのか、まったくわかりません。

通学生に関しては、大学から本人のGPAが資料提供されるようになってから、ほぼGPAだけで判断してきました。それで破綻なくゼミ運営してきましたので、それでよかったということでしょう。

通学生の場合、GPAの高さは、きちんと授業に参加しているということの裏づけとなりますので、その意味でゼミへの参加度を予測する指標になると思われます。その証拠として、途中でゼミに来なくなるというケースがなかったことがあげられます。

一方、eスクールの場合は、そもそもGPAが開示されませんし、開示されたとしても天井効果によって参考にはならないでしょう。eスクール生のGPAは総じて高いからです。本人の熱意も相応に高いですし、テーマもそれぞれに思い入れのあるものだったりします。そんなわけで、eスクールのゼミ選抜については何をキーにするべきかはわかりません。

私のゼミはテーマは自由ですけれども、研究方法はかっちりとカリキュラムが決められています。ですので、それを柔軟に吸収していける人がうまくやっていけます。逆に自分の方法にこだわる人はうまくいきません。ですので、その柔軟性がキーになるでしょう。しかし、その柔軟性を事前に判定する方法がないのです。