2023年1月17日（火）
通学生ゼミの14回目でした。次回の最終回は卒論発表会となりますので、実質的に最終回となりました。丸3年間のコロナ禍で一番影響を受けたのは、この世代になるでしょう。新入生として入ってきて、1年も経たないうちにコロナ禍に入り、対面授業もできなくなり、合宿もできないというような状況での学生生活を過ごしてきました。
まったくもって災難としかいいようがありませんけれども、ひとつの自然災害と考えると、そういうことはいつかは起こりうることと考えたほうが良さそうです。それを潜り抜けたことで何か成長したこと、学んだことがあるかということが大切です。
4年生ゼミ生はみんな100ページを超えるようなすばらしい卒論を書きました。それを誇りに思ってほしいです。でも私が「卒論をやって意味があった？」と聞くと、「まったくないです」と即答するのは勘弁してほしいです。
まあ、それでもいいでしょう。10年後か、20年後に卒論のことを思い出すときがきっとやってくるはずです。
