KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

早稲田大学エクステンションセンターの秋講座の会員先行申し込み受付がはじまりました。

早稲田大学エクステンションセンターの秋講座の会員先行申し込み受付がはじまりました。先行申し込み期間は、8月5日(月)~8月23日(金)です。

10/3(木)から毎週木曜日19:00-20:30の全8回で「アドラー心理学実践講座」を開きます。2020年度は、アドラー心理学の講座はお休みする予定ですので、ぜひこの機会をご利用ください。

会員になると、講座の先行申し込みと受講料の割引や早稲田大学中央図書館の利用ができるなどの特典があります。入会金8000円で4年間有効です。

リクルートマネジメントソリューションズで、アドラー心理学ワークショップを開きました。

リクルートマネジメントソリューションズ(RMS)から依頼されて、第12回ナレッジ共有会というイベントで、3時間のアドラー心理学ワークショップを開きました。100人の参加者はRMSとの契約をしている講師・トレーナーの方々です。

www.recruit-ms.co.jp

ワークショップのテーマについては、インストラクショナルデザインとアドラー心理学の選択肢がありました。打ち合わせしている中で、アドラー心理学がいいだろうということでこのテーマになりました。

これは当たりだったようで、3時間のワークショップは熱気のうちにあっという間に過ぎて行きました。見本として持っていった本もほとんど売れました。

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私のプログラムの前に、ATD(Association for Talent Development, 以前のASTD)大会の報告があり、人材開発の最新の動向を1時間で知ることができました。とても得した気分です。

www.astdjapan.com

今注目されているトピックは次のようなものです。

オプラ・ウィンフリーのキーノートでは、自分自身を大切にする、どう貢献できるか、意図 intention、人間としてのwholeness、self-compassion。

機械との協働:Siriやボットと一緒に働くことが普通になるだろう。4つのB=Buy→Build→Borrow→BOT

フィードバック:アジャイルに進めていくためにはすごく重要。だけど、フィードバックを受けることに恐れを抱いてしまう。リーダーは自分からフィードバックを求めていこう。「ねえ、どうだった?」と聞こう。フィードバックを評価ではなくギフトとして考えよう。

フォローアップにチャットボットを使うのはいいみたい。人間相手よりも気軽に話せるようだ。(Elizaの現代版かもね)

優れたリーダーは5-6個の強みを持っている。リアクションが速い。文脈で語れる。ナルシシズム。優れているほど自分を過小評価する。

対面コミュニケーションの3/4はノンバーバル。だからオンラインコミュニケーションでは「デジタルボディランゲージ」が大切。例えばLINEの「既読」とか、返信の速さとか。

VRは単なる記憶ではなく、エピソード記憶を作り出すようだ。だから記憶に残りやすい。

これからの学習環境は、Personalizedがキー。PUSH/PULL+PREDICT、つまり学習者の次を予測して、介入していくこと。Adaptive Learningが主流になるだろう。

オーセンティックなリーダーシップの3条件。Wisdom, Love, Courage.