KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

神経症の自然治癒は50%

ノートを見てみたら、 ラックマンというイギリスの人の研究で、神経症の6ヶ月後の治癒率を調べたもの。ロジャース派は86%が直っていない。フロイト派は80%。自然治癒は50%! アドラー派は30%くらい(つまり7割治癒)。行動療法はアドラー派よりも良いが、再…

心理療法の効果研究

さいころじすと日記さんより、興味深い論文の紹介があったので、引用。 Lambert, M. J. 1992 Psychotherapy Outcome Research:Implications for Integrative and Electic Therapists. Handbook of Psychotherapy Integration.では、過去40年にわたる心理療法…

意見交換BBS

意見交換BBS(おしゃべりBBSと区分けするためにこう名づけた)の「エデュケーショナル・エビデンス」のスレッドで並河先生からのコメントが入っているのですが、ちょっと立て込んでいるために、お返事お待ちください。このBBSは気長に話題を延ばすつもりです…

投稿論文を仕上げ

投稿論文を仕上げて、投函。締め切り当日であったので、よしとしよう。短い論文であったが、やはりきちんとした形でまとめておくことは必要だ。頭の中の整理がつき、活字として記録され(採択されればだが)、リファー可能になること。いうことなしだ。

マ・プレム・シュンニョ『和尚と過ごしたダイアモンドの日々』

和尚と過ごしたダイアモンドの日々―ザ・ニュー・ダイアモンド・スートラ (OEJ books)作者: マ・プレム・シュンニョ,マ・プレム・ソナ出版社/メーカー: 和尚エンタープライズジャパン発売日: 1994/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件…

Mac mini

Mac miniが売り出されたというニュースを読んで思い出したのだが、きのう、新宿のビックカメラ(だったっけ? 小田急ハルクのところ)に行ったときに、Mac miniを見たのだった。本当に小さくて美しいお弁当箱のようでありました。もうすでにマックがあふれて…

Open Universityのマスターとドクター

教育工学会の理事会が終わって、鈴木克明さんと軽く飲む。そのときに聞いた話。Open University(イギリス)のマスターレベルのコースは、半年の期間で50万円ほどかかる。そのコースを3つ合格して修士号が与えられる。一度にひとつのコースに参加するのが精…

ベクトル上に乗る

本部での会議のあと、大学院時代の友だちと新宿で食事をしたのだが、みんな見事に変わらなくて、というか、あの時代のベクトル上に乗っているのだなあ(自分も含めて)ということに感動した。

グループディスカッションの工夫

Hiroaki Suzuki's Blogで紹介されている、大島純先生のディスカッションの方法は参考になりそうだ。 http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2005/01/post_56.html 知識の協同構築という視点で見れば、グループは固定化したほうがよさそうだ。その上で…

「マルチメディア表現」も終了

最終プレゼンテーションをやってもらって即時採点。何人かは素人離れしたWebデザインをしていたね。この授業はmoodleを使って、進捗管理をしたが、なかなかうまくいったように思う。

ディスカッションの方法

情報社会ではなるべく時間を取って小グループによるディスカッションをするようにした(出会い系授業を標榜してね)。しかし、まだまだ改善の余地がある。以下は、授業アンケートから、ディスカッションに関連した自由記述を抜き書きしたもの。 ディスカッシ…

「情報社会」授業終了

補講期間だったので教室に鍵がかかっていた。あわてて開けてもらう。授業評価アンケートをやってもらいながら、最終レポートを受け取る。そのあと、今回の試みである、はてなグループに参加した人を集めて「オフ会」を開く。8人(男女各4人)が参加して、お…

eスクールの受講オリエンテーション

eスクールの受講オリエンテーションのビデオ収録を行った。昨年も収録しているが、細かいところが変わったので再収録した。細かいところって、統計学の担当が私から別の人に変わったというだけなんだけれど。せっかくなので、スライドを作り直した。去年は板…

文京学院のCプログラミングの授業で最終テスト

文京学院のCプログラミングの授業で最終テスト。昨年度の反省は、最終テストのできが悪かったことで、今年度は後期に復習をたっぷりやるようにした。出来は……去年よりは良かったかな。満点を取る人が何人もいたし。でも、全体としては満足ではない。テスト中…

自己分析(続き)

というのも自己分析することは、適職を得るという問題解決につながらない場合がほとんどだと思うからだ。つまり、 1. 自己分析せずに、適職に就いたとすれば、それはいずれ適職ではなかったことがわかるだろう 2. 自己分析したのに、適職に就けなかったとす…

自己分析

ゼミ生たちの日記を読んでいると、就職活動でエントリーシートなるものを書く時期のようだ。私の時代にはそういうフォームはなかったけれども、なんでも自己分析をして、それを自己PRにつなげなくてはならないところが苦労するらしい。自己分析なんて簡単に…

今日のテニスTips

サーブのトスを上げるときのボールはぎゅっと握ってはいけない。指の先でつまむようにして、なるべく接触面積を少なくすれば、まっすぐに上げられる。

日本心理学会で発表しようか

どうか迷っている。もうすぐ発表申請の締め切りが来る。今年の会場は慶応大三田キャンパスだ。出張にはならないし、どうしようかな。

「より良いCMSを作る」

「より良いCMSを作る」http://www.yamdas.org/column/technique/bettercmsj.html を読んだ。簡単なインストールを、と執筆者自身が自分でメンテナンスとをできる力を与えるべきというのは同感。今のCMSは今少しハードルが高い。それから、なにより共感したの…

オセロが面白いらしい

久しぶりに、土日の休日が取れた。平均してみると、月に1〜2回は学会や研究会で出張しているので、何にもない土日はけっこう貴重だ。私が、本を読んだり、パソコンをしていると子どもたちは二人して「遊べ」と言い寄ってくる。道でテニスをしたり、家でオセ…

野島久雄・原田悦子編著『<家の中>を認知科学する』

“家の中”を認知科学する―変わる家族・モノ・学び・技術作者: 野島久雄,原田悦子出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2004/03/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る 「行為の実行」というものは、言語と比べるとはるかに…

バーバラ・グロス・デイビス『授業の道具箱』

授業の道具箱作者: バーバラ・グロスデイビス,Barbara Gross Davis,香取草之助,安岡高志,光沢舜明,吉川政夫出版社/メーカー: 東海大学出版会発売日: 2002/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る たいていの場合、出…

コーヒー店で仕事をする

HotWired http://hotwired.goo.ne.jp/news/last_seven.html を読んでいて、コーヒー店をオフィスにしている会社があることを知った。自前やレンタルのオフィスじゃなくて、近くのコーヒー店に自分のパソコンを持ちこんで、打合せや会議をやってしまう。コー…

ゼミわけの一次結果

来年のゼミわけの一次結果が出た。私のところには、12人が希望していて、定員の13人以内なので、希望者はそれで確定した。まだ1人の枠があるので、第一希望に入れなかった人が回ってくる可能性はある。性別で見ると、男性9に女性3となり、男性多数になってし…

A.I.

A.I. [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2004/12/03メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (13件) を見るテレビでやっていたものを録画して観た。キューブリック監督の企画をスピルバーグが完成させたものだそうだ。前半は…

授業は今週でおしまい

授業は今週でおしまいで、来週は補講期間にはいるのだが、何か数え間違いをしたようで、来週も授業をする。とはいってもレポートの受け取りとプレゼンテーション発表会なのでレクチャーはしない。

投稿論文に着手

投稿論文の原稿に着手した。13000字以内。まずは、問題提起から1500字。

京都大学高等教育研究開発推進センター『大学教育学』

大学教育学作者: 京都大学高等教育研究開発推進センター出版社/メーカー: 培風館発売日: 2003/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 循環的な授業評価の代表的なものは、米国の多くの大学で行われている、一分間テスト(minute…

ボールを打つことは何の役に立つ?

テニスボールを打つ合間にふと考えることがあるのだけれど、ボールを打つことはいったい何の役に立つのだろう。短期的にはたぶん何の役にも立たない。長期的には、健康の維持に役に立つだろう。でもボールを追っかけている間は、健康のことなんて考えている…

石黒広昭編著『社会文化的アプローチの実際』

社会文化的アプローチの実際―学習活動の理解と変革のエスノグラフィー (シリーズ社会文化的アプローチ)作者: 石黒広昭出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2004/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 子どもは自らスプーンを…