KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「高橋メソッド」

一部の人に好評といわれている、画期的なプレゼン手法である「高橋メソッド」(http://www.rubycolor.org/takahashi/)については、このサイトを見て予備知識はあったのだけれども、きょうのゼミで、3年生の一人が実際に高橋メソッドでプレゼンするのを見て…

内藤哲雄『PAC分析実施法入門』

PAC分析実施法入門―「個」を科学する新技法への招待作者: 内藤哲雄出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2003/04メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見るPACはPersonal Attitude Constructの略。個人内の認知構造を明示的にマ…

アドラー心理学のオープンカウンセリングに参加

アドラー心理学のオープンカウンセリングに参加してきた。1時間お話、1時間オープンカウンセリング、1時間質疑の3時間。公開カウンセリングはアドラー派の特徴だ。アドラー派によれば、カウンセリングとはクライエントに科学的思考法を教えることで、きわめ…

『グループ・インタビューの技法』

グループ・インタビューの技法作者: S.ヴォーン,J.シナグブ,J.S.シューム,井下理,柴原宜幸,田部井潤出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 1999/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 93回この商品を含むブログ (3件) を見るフォーカス・グループ…

小学校の「平均」以来の新たな勉強

計算機統計学会(http://www.jscs.or.jp/)の大会の話題提供の1人として招待されて、お話をしてきました。自分のなかでは一区切りついているテーマなのですが、WebベースのPSIによる統計学入門授業の紹介をしました。毛色の変わった話題提供者だったらしく…

クレイトン・クリステンセン『イノベーションのジレンマ』

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2001/07メディア: 単行本購入: 59人 クリック: 811回この商品を含むブログ…

グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学』

精神の生態学作者: グレゴリーベイトソン,Gregory Bateson,佐藤良明出版社/メーカー: 新思索社発売日: 2000/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 122回この商品を含むブログ (66件) を見る大部な論文集。その守備範囲の広さがパノラマのようだ。その語り…

教育工学会研究会@北海道教育大学

5月21日に北海道教育大学(札幌)で開かれた教育工学会の研究会に参加、発表してきました。研究会は年に5回、日本のいろいろなところで開かれます(http://www.japet.or.jp/jet/study-group/index.html)。原稿の分量は4〜8ページと融通性があるので、自分…

東横イン

今回の札幌出張では、東横インというチェーンホテルを使ったのですが、リーゾナブルなホテルでした。朝食はおにぎりとみそ汁。夕食はカレーのサービス(これはたぶん北大前店のみ)。ロビーはいつでもコーヒーサービス。さらにインターネット端末が2台。と…

ドナルド・ノーマン『エモーショナル・デザイン』

エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために作者: ドナルド・A.ノーマン,岡本明,安村通晃,伊賀聡一郎,上野晶子出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2004/10/15メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 132回この商品を含むブログ (58件) を見る以前(http…

北海道教育大学に来ています

北海道教育大学に来ています。さわやかな天気です。それほど寒くありません。これから研究会です。昨日は東横インというホテルに泊まりましたが、夕食にカレーがタダでサービスされていたので、それを食べてしまいました。せっかく札幌に来たのに。

BBSにおけるメタ・メッセージ

「何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかが問題である」というアドラー先生のことばは大好きなのですが、それにしてもBBSのデザインはもう少し魅力的にならないものでしょうか。文面とツリー構造だけの「対話」は、あまりに殺伐としてい…

A5判のルーズリーフノートが気に入っている

最近は、A5判のルーズリーフノートが気に入っている。 しかし、こんなふうにいつもノートの形態をローテーションしている気がするよ。フィラーノート(2穴のスパイラルノート)を使ったり、A5判のシステムノート(2穴の綴じてあるノート)だったり、6穴の…

金子忠史『新版変革期のアメリカ教育[大学編]』

新版 変革期のアメリカ教育〈大学編〉 (アメリカ教育叢書)作者: 金子忠史出版社/メーカー: 東信堂発売日: 1994/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るアメリカの高等教育のシステムの変遷について事典的に使える本。参考になる。11章は「生涯…

iPodご臨終?

iPodがよく売れて、電車に乗ると白いイヤホンが目につきます。私はプライドを持って初代10ギガモデルを使っているのですが、どうもご臨終になったようです。音楽のメニューが出てきません。ブロック崩しはできるのですが。

学会という共同体

ある学会の編集委員会。04年度の最終回となる。編集委員は99年から引き受けているので、6年間続いたことになる。特に任期はないそうだ。理事の方は2年間やって、あと2年間の任期が残っている。このまま編集担当理事で行くのかどうか。それは新しい会長が決め…

ジョナサン・キッチン

その場で、ピザを焼いてくれる「ジョナサン・キッチン」というファミレスで家族でお昼。サラダバーで三杯は食べすぎ。子どもたちは、ドリンクバーが好き。

ベイトソン、ロイシュ『精神のコミュニケーション』

精神のコミュニケーション作者: G.ベイトソン,J.ロイシュ,Gregory Bateson,Robert Vosburg,Jurgen Ruesh,佐藤悦子,ロバートボスバーグ出版社/メーカー: 新思索社発売日: 1995/03メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る本の前半は…

常にバランスこそが解です

「このクラスは私語が少ないね」 「まあ、授業全体が私語のようなものですから」 「グループ討論がね」 「受講生はしゃべりたいんですよ」 「それでレクチャーを短くしている」 「そう。できるだけ切りつめて、20分程度で」 「それだけで足りる?」 「もちろ…

日本版オープンコースウエア

MITがオープンコースウエア(OCW)として、多くの科目の授業内容を無償でWeb公開したことは、大学の世界では大きな衝撃でしたが、その日本版が発足しました。日本OCW連絡会(http://www.jocw.jp/sub1.htm)として、東大、東工大、京大、阪大、そして早稲田と…

グレゴリー・ベイトソン『精神と自然』

精神と自然―生きた世界の認識論作者: グレゴリーベイトソン,Gregory Bateson,佐藤良明出版社/メーカー: 新思策社発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (27件) を見るコンテクスト、論理階型、関係性。そこここに示…

モリス・バーマン『デカルトからベイトソンへ』

デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化作者: モリス・バーマン,柴田元幸出版社/メーカー: 国文社発売日: 1989/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (19件) を見る中世の世界観からデカルト二元論を経て、ベイトソンに至り、…

テニススクールにて

テニススクールにて。「私ってバックハンド、両手打ちだったっけ? 片手打ちだったっけ」「え? 両手打ちよ」「そうよね。2週間ぶりに来たら忘れちゃってて」 って、そんなこと忘れるものなのかー? テニススクールではけっこう面白い会話が交わされる。

西早稲田の会議

昨日に引き続き、今日も西早稲田で会議。会議に間に合うためには2時間前に所沢キャンパスの研究室を発たなければならない。会議が終わり、夜遅くなっても、高田馬場から乗る西武新宿線は混んでいるので、特急の指定席券を買ってしまう。行き帰りの時間はも…

バーバラ・ミント『新版 考える技術・書く技術』

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則作者: バーバラミント,グロービスマネジメントインスティテュート,Barbara Minto,山崎康司出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1999/03メディア: 単行本購入: 76人 クリック: 775回この商品を含む…

アドラー心理学カウンセリングセミナー@浦和

私の尊敬する師匠でありますところの野田俊作先生のカウンセリングセミナーが、5月29日(日)に浦和で開催されます。アドラー心理学の特徴の1つ、オープンカウンセリングの実際を見ることで、カウンセリングに関わっている方々には、参考になるのではないで…

ベイトソンの年

暑くもなく寒くもなく、おだやかな1日。バーマンの『デカルトからベイトソンへ』をもうすぐ読み終える。それにしても今までなぜベイトソンに巡り会わずにいたのだろうか。そうならそうといってくれれば良かったのに。私の今年はたぶんベイトソンの年になる…