KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2000-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クオーター制についての反響

3/28にクオーター制(週2コマ、7.5週で授業をする)について書いたところ、メールをいただいた。授業を取る側からの見方に参考になる点があったので、了解を得てメールから引用させていただいた(ありがとうございます)。 最初はMASAKIさん: 北陸先端大は…

「カーー、ペッ」ができない

やはりあいなの風邪がうつったようだ。喉が痛い。まあ、いっしょのベッドで寝ているのだから、うつらない方が変だともいえよう。ベッドの中でゴホンゴホンやっているのだから。とりあえずは喉が痛いだけなのでなんとかなる。来週は福井大学で集中講義がある…

大学が選抜される時代/クオーター制

後期日程の入学手続きも無事終わった。私のいるコースでは、倍率が一気に下がって、ひょっとしたら定員割れで二次募集をかけなくてはならないか、というところまできていた。なんとか定員を満たすことができてほっとしている。しかし、本当に全入時代はすぐ…

授業用のワークブックを作る

あいなの風邪は重くならずに熱は引いた。喉に来たらしく、ハスキーボイスのまま、元気に遊んでいる。土曜日に病院に連れていったのだが、今の時期に病院に行くと、風邪のウイルスを浴びにいくようで嫌だ。私としてはなんとしても風邪をひかずに乗り切りたい…

めったにないスーツ姿

静岡大の赤尾さんのところでは初めての卒業生を出したそうだ。卒業式に、礼装タイと生花コサージュで出席した赤尾さんの写真が載せられている。私も年間を通してネクタイをしめることはめったにないのだが、卒業式だけはスーツを着ていくことにしている。振…

罪に対する量刑の問題

昨日、卒業生にタロット占いをしてあげることを書いた。岡山大学の長谷川芳典さんは、研究室のホームページやゼミ合宿の記録などをCD-ROMに焼いて渡しているそうだ。これはいいかもしれない。自分の書いた卒論や修論を将来読み返す人がどれくらいいるかは別…

あなたの価値を証明しようとするな

昨日「奇跡的にこの冬は風邪をひかなかった」と書いたら、今日、あいなが熱を出して咳をし始めた。あちゃ。早くよくなりますように。 卒業式だった。毎年、この日はタロットカードを引いて、そのメッセージをカードに書いて卒業していくゼミ生に渡すことにし…

うがい、バドミントン、日記書き

強風が吹いて、気温が上がった。春一番ではないか。このまま暖かくなるのかなと思えば、あさっては雪が降るという予報。この時期は、もう大学のスチームは切れているので、寒い日は電気ストーブをつけている。中央ボイラーで暖める方式は強力でいいのだが、…

家庭内の言語マイノリティ

学部で退官する先生をお祝いするパーティーがあった。富山大学の定年は65歳だ。略歴紹介を聞いていたら、47年間この大学にいたという人がいて、たまげた。18歳の時から勤めて、定年までいたということか。これはすごい。というか、ちょっとまずいんじゃない…

無料Web講座の意味

「このコーナーだけは安心して楽しむことにしよう」ときのう書いたご長寿早押しクイズだったが、どうやらこれもヤラセというか映像編集上のインチキをしているようだという情報を複数の方からいただいた。となると、「からくりビデオレター」も怪しくなって…

ご長寿早押しクイズは素であってほしい

ガソリンスタンドで給油している時間は、車を降りて、休憩所で週刊誌を読む。給油の時間は5分もかからないので、大急ぎで読まなくてはならない。グラビアを素早くとばし、まず目次を見てターゲットの記事を見つけ、速読開始。おかげで週刊誌を買うこともな…

一人の喜び

今日は自宅に一人。妻と子供二人は妻の実家(魚津市)にいる。私は今日と明日、入試関係の仕事で出勤するので、彼女たちは実家に戻っているという状況。 家に一人でいると、一人きりで食事をしなくてはならないし、寂しくもあるのだが、いいことも少しはある…

あなたのWeb日記の適度な読者数

きのうの日記(3/17)で、自分のWeb日記は「適度にたくさんの人」に読まれれば満足だということを書いた。そうすると、「適度にたくさん」とはいったいどれくらいの読者数なのか、という話になる。別段、秘密はない。それはWeb日記を半年から1年ほど続けてみ…

Web日記にサービスは不要

Web日記として公開した時点から、何人かの読者ができることを作者は当然予期している。だからこそWebページを開いたのだろうし、日記猿人にも登録したのだろう。しかし、すべてのWeb日記書きが、できるだけたくさんの人に読まれることを望んでいるわけではな…

充実感では充実しない

2月も忙しかったが、3月も忙しさが続いている。とはいえ、朝9-10時に出勤、夕方6時半にきっちりと帰るという毎日だ。イメージ的にはもっと不健康そうな生活を送りたいのだが、子供ができてから帰宅時間はほぼ一定になりつつある。そして昼休みには毎日バドミ…

エスペラントのメーリングリスト

3/13の日記でWeb交換日記システムは、電子座談会に使えるというようなことを書いた。愚一記さんの日記を読んでいて、eグループというサイトで、無料のメーリングリストをサービスしていることを知った。そこに行ってみると、メーリングリストで流れた内容を…

利発な人

頭の良さは一種類ではなくて、さまざまな「知能」がある。というのが最近の「頭の良さ」をめぐる研究の進展である。多重知能やEQなんかは話題になったもののひとつ。 「利発な人」と呼ばれる人がいる。一度にいろいろなことを同時に考えられる人。ちょっとし…

Web交換日記は使えるかも…

Web交換日記を始める人が増えているようだ。NikkiJamでは、今日の時点で1766のグループが交換日記をしている。そのうち835が公開で、931が非公開。非公開の交換日記の方が多いのが面白い。二人以上でやる交換日記ならば、少なくとも自分以外に読者がいること…

佐伯胖・松原望編『実践としての統計学』

実践としての統計学作者: 佐伯胖,松原望出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2000/01メディア: 単行本購入: 48人 クリック: 629回この商品を含むブログ (16件) を見る 統計学は研究者にとってかなり憂鬱の種である。とりわけ人間を扱う科学者にとっては…

相手の発言の意図を読み取る

「論争に勝つ」の話の続き。bLatz日記(3/9)より引用: 「論争に勝つ」を読んで、わぁ〜っと思った。 開き直り。反論や弁明はしない 相手が安易に使用している言葉を「わからない」と言って逆質問する 質問のまま返して、相手にしゃべらせ、破綻を待つ 具体的…

クラリスワークス命

統合ソフトのクラリスワークスを愛用している。バージョン1、2ときて、3はとばして、今はバージョン4である。バージョンの数字がとぶのはヤバい兆候だったのかもしれない。バージョン4はウィンドウズ版も出て、これはいい時代になると思った。クラリスワーク…

社長と学長と労働者

僕は大学を出たあと2年間会社勤めをしていた。人事部に配属されていたので、秘書を従えて廊下を歩く社長や副社長を時々見ていたのだが、「いつか社長になってやろう」という気は起こらなかった。今の若者で「いつか社長になってやる」と思っている人はどれ…

「論争に勝つ」

「アエラ」3/13号の「論争に勝つ」という記事を読む。『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)という本(これは読んでいない)から次のようなケンカの仕方が紹介されていた。 開き直り。反論や弁明はしない 相手が安易に使用している言葉を「わから…

寒天菓子には懐かしいやすらぎがある

缶詰のフルーツに寒天を流し込んだものをよく妻が作ってくれる。寒天フルーツを食べていると懐かしい気分になり、ほっとしてくる。 子供の頃の駄菓子屋さんにはいろいろとわけの分からない食べ物がたくさんあった。単に甘いだけではない微妙な苦みの入ったあ…

吉田新一郎『会議の技法』

会議の技法―チームワークがひらく発想の新次元 (中公新書)作者: 吉田新一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/02メディア: 新書購入: 2人 クリック: 59回この商品を含むブログ (21件) を見る この間、教授会に出たら、びっくりされてしまった。「あ…

子供は水たまりが好き

子供っていうのは、どうして泥水遊びが好きなんだろう。少し暖かくなったので、散歩に連れていこうとすると、散歩よりも砂遊びの方がいいという。まだ融けずに残っている雪があるので、そこらじゅうに水たまりがある。乾いたところで砂遊びをするのではなく…

パートナーの性格がわかる

引き続きバドミントンの話だが、試合をやるときはほとんどダブルスでやる。ラリーが長く続くし、組み合わせによってバリエーションがあるので面白いからだ。それになにより、シングルスの試合はしんどいから。 よく「麻雀の打ち方をみるとその人の性格がわか…

コートという装置の発明

バドミントンは相手のコートめがけてシャトル(羽根)を打つ競技だ。そんなことは誰でも知っている。 しかし、重要なのは「相手のコートめがけて」打つということで、「相手そのものめがけて」打つのではないということだ。もし、相手めがけて打っていたらな…

暖かくなってきた

なんだか今日は妙に暖かかった。このまま春になってしまうのだろうか。とすれば、結局今年も雪はあまり降らなかった。私が富山に来て10年目になるが、こちらに赴任する前に聞かされた「ものすごく雪が降るので、二階から出入りをするらしい」という状況には…

夫婦喧嘩をすると、思う

夫婦喧嘩をすると「ああ、こんなことをしている時間はないんだけどな」と思う。もう、妻がいなくては私の生活(そして家族の生活)は成り立たないことは明らかなのだし、逆に、私がいなくては妻の生活(そして家族の生活)が成り立たないことも同様に明らか…