KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ダナン3】マーブルマウンテンとホイアン旧市街

2024年11月7日(木)

3日目にして晴れてきた。ゼミ生たちはロープウエイと「神の手」で有名な巨大テーマパークであるバーナーヒルズに出かけた。私は高所恐怖症なので、それをパスして、マーブルマウンテンとホイアン旧市街(ゼミ生は昨日訪問済み)を回ることにする。

一人なのでグラブのバイクを使ってみた。タクシーよりもかなり割安になる。ベトナムのバイクはカオスだが、乗ってみるとかなり注意して運転しているので大丈夫そうだ。やたらクラクションを鳴らすのは、それなりに意味のある行為だということがわかる。それでも、信号が赤でも周りに車やバイクがいなければ普通に無視するww。

マーブルマウンテンの入り口でバイクを降りる(38Kd=¥240)。登りは大変そうだったので、エレベータの片道切符を買う(150Kd=¥900)。あっという間に上へ。ここは眺めがいいし、何ヶ所かに洞窟があって、中に仏像があり、見どころが多かった。おすすめ。

くだりは慎重に階段を下る。膝をやられないため。降りて、再びグラブバイクを手配しようとしていたら、グラブのお兄さんから声をかけられた。手配しなくても、その値段でいくよという。グラブへの手数料が取られないので、そうしたいのだろう。こちらも損なことはないので、それで成立。ホイアン旧市街までは100Kd=¥600。バイクは爽快だが(スピードメーターをみると60km/hくらいで走っていた)、風が強くあたるため顔がバリバリになる。女性が乗るときはそれを覚悟して乗るべし。

ホイアンに着いて、まず昼食としてバインミーミックスを食べる(35Kd=¥210)。バインミー3食目。ベトナムはバインミーだけでサバイブできる。

ホイアン旧市街は歩くのにいい雰囲気であり、観光客で賑わっていた。ただし、30度を超える暑い時期はきついかもしれない。今日は最高気温27度くらいだったけど、けっこう汗をかいた。お客は、中国と韓国からは団体で来ていて、それに混ざって欧米人がいる感じ。日本人は少数派だ。インド人もけっこう見かけた。

ホイアンは夜のランタンと灯籠流しがいいらしいので、夕方から入る方がいいと思った。私は昼から入ったので、15時過ぎには疲れて帰ることにした。同じグラブバイクの兄ちゃんとLINE交換をしていて、ピックアップしてもらった。ということはこの兄ちゃんは、私がホイアンを歩いているときはここにいたということで、そういう商売なのだろう。ホテルまで120Kd=¥720。

途中でパンクしたとかで、道沿いの修理屋さんで修理した。こちらでは普通のことらしい。雨がぱらついたときは、私にカッパを着せてくれた。これも普通のことらしい。そんな感じでホテル到着。

夕方にはゼミ生たちも戻っていた。山の上は寒かったらしい。夕食は早くも和食が恋しくなったので近くのラーメン屋に一人で出かけた。日本人が作っているラーメンで美味しい。なぜ海外で食べる和食は美味しいのだろうか。ラーメンの写真をLINEでゼミ生に送ると、ゼミ生も食べに来て、合流となった。

【ダナン2】ホーチミン博物館、ダナン大聖堂

2024年11月6日(水)

ベトナムの時間は日本の-2時間となっている。午前中は日本とZoomでつないで、博士号申請者の予備審査に参加した。向後ゼミからの申請者は4人いたが、そのうち1人だけが予備審査に合格して、公開審査を開くことになった。それ以外の3人はいずれも2本目の論文が今日までにまにあわずに見送りとなった。しかし、道筋はできたので、私が退職したあとに、別の先生に主査を依頼して博士号申請をすることができる。頑張ってほしい。

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ホテルの朝食はビュフェ形式で、特にコーヒーが美味しい。ベトナムコーヒーの豆を買いたくなる。

午前中にZoomの仕事があったので、学生とは別行動にした。学生はホイアンに出かけた。私はZoomが終わったあと、歩いてダナン市内を巡ることにした。

タイと同じで市内は歩きにくい。まあ歩いている人はほとんどいないので仕方がない。一応歩道はあるけれども、バイクが並んで駐車していたり、飲食店のテーブルが並べられていたりで、真っ直ぐ歩くことができない。それから車道を横断するときは自動車・バイク優先なので大変だ。歩いているのは外国人旅行者が多い。これもいつかは変わるのだろうか。

まずはホーチミン博物館を目指す。ハン川の橋を渡って1時間ほどで到着。観光客はほとんどいない。入場は70Kドン。だいたい6倍すると日本円になるので、420円。広い敷地には、戦車やヘリコプターが並べられている。メインはふたつの建物で、ひとつはベトナム独立の歴史を展示している。ベトナム戦争時の写真に迫力がある。もうひとつはホーチミン記念館でホーおじさんの活動を中心に展示してある。

次はダナン大聖堂を目指すが、その前にハイランドコーヒーで一休み。バインミーセットを頼んでみたが、「これじゃない感」。バインミーはこのあとで専門店でリベンジした。ハイランドコーヒーはけっこう見かけるが、高いのでもう使わないだろう。

ダナン大聖堂は人で賑わっていた。特に韓国と中国からの団体客が目立った。この辺りはハングル表示のお店も多くて、韓国から旅行に大勢きていることがうかがえた。教会の中には入れなかったので、少し残念。

チョコレートの洒落たお店があるので、お土産に買った。帰りはヒルトンからグラブタクシーで500円ほど。

【ダナン1】最後のゼミ合宿でベトナム・ダナンへ行く

2024年11月5日(火)

最後のゼミ合宿でベトナム・ダナンへ行く。4泊5日で、帰りは機中泊で戻ってくる。4年生ゼミは9人中7人が参加。昨年度から「海外に行きたい」というゼミ生の強い要望で実現した。

飛行機はベトナム航空の成田・ダナン直行便で往復7万円台だった。すごく安いわけではないが、直行便が少ないのでこれにした。機材は3+3席のエアバスでほぼ満席だった。古い機材なので、各席にモニターがなく、映画の提供もないので、Kindleを読んで5時間ほどを過ごす。

ベトナムへは2012年にハノイに来たことがある。エスペラントの世界大会がベトナムで開かれたときだった。それ以来12年ぶりのベトナムだが、ダナンはハノイの印象と全然違っていた。ダナンはリゾート地として開発されせせいか、きれいで落ち着いている。ハノイの混沌とした感じとは違っている。これはこれから先も人気が出るだろう。欧米からのお客も目立つ。

ホテルはミーケービーチ近くのソフィアナ。バスタブもついていて小綺麗な感じで良い。

しかし、ダナンは数日前に大雨で洪水があったそうで、この日も雨模様だった。これから数日は雨の予報が出ていて、青い空青い海ではなく、茶色い海厚い雲という感じになりそうだ。まあ、天気だけは仕方がない。

eスクール生の篠原さんという人がダナンでHUBダナンジャパンという会社を営んでいるので、この日に会う予定だったのだが、彼が急用で日本から来れないというということで、その会社でインターンをしている明治大学情報コミュニケーション学部の佐野さんという女性にあって、夕食を共にした。ゼミ生とは同じ歳ということもあって会話が弾んだ。

そんな感じでダナン1日目終了。