KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ブログ】軽井沢セミナーハウスでお疲れ様の会

2022年8月15日(月)

サバティカルの間の通学生3, 4年生のゼミはナオコ先生とあべちゃん先生に任せています。春学期が終わったので、2人のお疲れ様会を軽井沢セミナーハウスで開きました。軽井沢なら少しは涼しいと思ったからです。

1泊2日の小旅行でしたけど、車で遠出するだけで精神的にリラックスするものですね。広大なセミナーハウスをほとんど独り占めしたような感じでのびのびしました。

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早稲田大学は、セミナーハウスを5ヶ所で持っています。先日行った軽井沢のほかに、鴨川、伊豆川奈、菅平、本庄にあります。毎年夏休みは、ゼミやサークルの利用でにぎわっていました。しかし、この2年間はコロナのため閑散としています。先日の軽井沢でも、夏休み中であるにもかかわらず、学生は1人もおらず、わたしたちのグループと4人家族の2組だけでした。

これだと食堂は完全にペイしません。ですので、朝食はスーパーのツルヤで仕入れておき、夕食は外に食べに行くのがよかったかなと思いました。ちなみにツルヤには来る途中で寄りました。そこでは渋滞ができるほどの盛況で、人出が戻っていることを実感しました。

退職まで3年を切って、セミナーハウスを使えるのもそこまでなので、これから積極的に使っていこうかなと思いました。教職員は家族を含めていつでも使えます。保養所的な位置づけなのでしょう。1泊3,000円弱と安いのが魅力です。

 

【ブログ】横浜にて早期回想ワークショップを開きました

2022年8月12日(金)

日本支援助言士協会の主催で、早期回想ワークショップを横浜にて開きました。Zoomも同時開催のハイフレックス方式です。私の希望で、対面は人数を絞ってもらい、9人でした。Zoomは20人弱だったと思います。少人数にしたためでしょうか、対面参加者とのやりとりも活発で、それに加えて各地からのZoom参加によって、活気のあるワークショップになりました。

https://www.sienjogensi.org

サバティカル中の私にとっては久しぶりに仕事っぽいものになりました。よかったことは、いろいろな人が参加してくれたということです。中野エクステンションのアドラー講座の仲間、eスクールの卒業生、ヒューマンギルドの人たちなど、いろいろなグループに属している人たちが集まりました。そして、どのグループに属しているかに関係なく同じアドラー心理学を学ぶ人たちが集まったということです。「ああ、これでいいんだ」という感触を得ました。

参加してくれた人たちの満足度も高かったようです。Facebookにはいくつかその感想が投稿されました。私はカウンセラーでもなく、早期回想を仕事としてやっているわけでもありません。しかし、そうだからこそ、「こういうステップをふめば、誰でも早期回想を使って、ライフスタイル分析ができるようになる」ということを示すことができたのではないかと思います。

あとは参加者の一人ひとりが、自分の専門領域と自分の現場で応用していくことです。それを見届けるまでが私のできることだと思っています。

【ブログ】春光堂書店@甲府の読書会に参上/本には笑いが必要

2022年8月8日(月)

甲府の春光堂書店さんが毎月開いている読書会で、私の『幸せな劣等感』(小学館新書, 2017)を取り上げてくださるということで、現地参加してきました。対面とZoomのハイフレックス開催でした。対面参加は16人、Zoom参加は12人で、普段よりも多くの参加者が集まりました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4098252848?tag=chiharunosite-22

前半の1時間は、参加者全員から本を読んだ感想と質問を2分程度で語るという趣向でした。こんなふうに自分の本の感想を直に話してもらえるという機会はこれまでありませんでしたので、とても刺激的でした。そしてたくさんメモを取りました。ランダムにいくつかリストしてみます。

- アドラー心理学は科学というけど、科学と言えるのか? 宗教に近い部分がある?
- 人の目を気にして自信が持てない。自分を受け入れたい。
- 退職がまもなくの自分には居場所を見つけることが大事だと思った。
- アドラー心理学は自己責任で、厳しい心理学かも。
- アドラーがフロイト、ユングほど日本では知られなかったのはなぜか。
- 4年前に『嫌われる勇気』を読んだ。それがこの本で整理できた。
- ライフスタイルの4つの分類で自分はどれだろう。
- ライフスタイルは価値観のようなものなのか?
- ライフスタイルの4分類はわかりやすいけど、ステレオタイプになるかも。
- アドラー心理学が空気のように日常になるといい。
- 「アドラーで冒険を始めてください」というところが好き。
- アドラーの生の姿はどんなだったのだろうか。
- 科学というのはどういう意味なのか。心理学は科学じゃないと思っている。
- 職場では自分でできる部分と周りに屈しざるを得ない部分がある。
- 相手のライフスタイルを考えながら日々過ごすべきなのか?

このように本の感想・コメントや質問をいただいたあと、それについて私が30分でおしゃべりをしました。多岐にわたるコメントをもらったので、それを整理しながら回答していかなくてはなりませんでした。久しぶりに頭をフル回転させました。参加者の一人からは「大学のゼミのような学びの場」という感想をTwitterでいただきました。確かにそうだったかもしれません。

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さて、本のいろいろな感想をもらった中で私が一番衝撃を受けたのは、「この本には ”笑い” が必要」という発言でした。確かに、この本は自分にとってのアドラー心理学の集大成という意気込みで書いたものですので、少し肩に力が入っていたかもしれません。また、大学レベルでのテキストとしても読んでほしいという希望もありました。ですので、「笑いが必要」という視点は私にとって新鮮でした。

そうですよね。本には少しでも笑いやユーモアが必要です。読者としてそう思います。ちなみにこの発言をした方は、この読書会での私の話が笑いにあふれているので、その対比としてこの本の生真面目さを不思議に思ったということです。なるほど、話をするときの私は本当に楽しそう(実際自分自身も楽しい)ということですから、それが本の文章にも反映されるといいですね。ですので、次に書く本には、少しでも笑いを入れて書きたいと思います。これが今回の最大の収穫でした。