KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

歳をとったらいつでも柔軟であろうと意識しておこう

2021年12月3日(金)

ハロー、ディセンバー。

若い人は柔らかいですね。柔軟です。ここでいう若い人は相対的なものですけれども、大体30代まではかなり柔らかいと思います。

何の話かって? いつもテニスの話ですみません。テニスではボールを打つ直前まで柔らかくなっていることが重要です。「脱力スイング」と呼ぶこともあります。腕を脱力して、鞭のようにしならせると、力を入れなくても鋭い球になります。

しかし、歳を取ってくると、これができなくなるのです。私はコーチから「スイングが硬いです」と何度言われたことか。スイングが硬いと、ラケットのヘッドのスピードが落ちるので、ボールが飛びません。それで、何とかしようと力を入れると、ますますスイングが硬くなってしまって、ますます飛びが悪くなるという悪循環に陥ります。

だから、いつでも柔軟であろうとすることを意識しなければなりません。ああ、これは歳をとった人は、テニスに限らず、あらゆることに柔軟であろうと意識しなければならないということかもしれません。

柔軟さを失って、硬くなってしまうということは、もう変化できずに、それ以上成長できないということですから。

書くことと考えることは一体。書かなければ考えられない。

2021年11月29日(月)

自分の研究をまとめる段階になって、けっこう苦しんでいる人がいます。「いろいろ悩んでしまって」とか「迷っています」という人ですね。素材としてのデータもあるし、整理も進んでいる。でもなかなか文章にまとめることができないというケースがあります。

そういうケースに共通しているのは、書いたものがないことです。「迷っています」というので聞いてみると、話すことはできるのです。でも文章にまとまらない。それは自然なことです。なぜなら、話すことと書くことはかなり違う活動だからです。

話す場合は、いろいろと話題がとんでも、聞き手の方がそのストーリーを補完して聞いてくれるので、何となく伝わってしまうのです。「いろいろ聞いた。何となくわかった。では、それを文章にしてみて」というと、「書けないんです」ということになる。

書くための第一歩は、メモをしたり、スケッチやマップを描いたり、誰かに話すことです。そんなふうに手や口を動かして考えていく。メモやスケッチやマップは手元に残りますが、話は残りません。ですので、誰かに話を聞いてもらったら、すぐにその内容をメモすることが必要です。話しっぱなしは良くないです。何も残りません。ただ話したという満足感が残るだけなのです。

悩んだら書くことです。迷ったときも書くことです。それで道は開けます。書くことと考えることは一体なのです。書くことによっていつも頭はクリアな状態になります。

ワンショットそれぞれが意味を持つときラリーというストーリーが完成する

2021年11月27日(土)

テニスが楽しいのは相手とラリーすることにあります。コーチから球出ししてもらって、自分が打つのはラリーではなく、自分のショットの技量を高めるためにします。その技量をテストする機会が相手とのラリーということになります。

ラリーではワンショットのすべてが意味を持ちます。攻めるショットなのか、つなぐショットなのか、守るショットなのか、それぞれのショットが意味を持ち、ラリーが終わったときに1つのストーリーが完成します。

一番短いラリーは、サービスエースやリターンエースです。対して、長いラリーは、攻める、守る、つなぐのショットが絡み合った複雑なものになります。それは、ラリーをしている相手とのコミュニケーションだと捉えることができます。相手から返ってきたショットを見れば、相手の心理がわかります。強気なのか、弱気なのか、迷っているのか、平常心なのか、それは相手からのショットを観察すればわかるのです。

だから面白い。ラリーは単なるボールの打ち合いではなく、ボールを介した心理的コミュニケーションなのですね。