KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「奇跡の詩人」と贋作

4月28日(日)に放映されたNHKスペシャル「奇跡の詩人」で、11歳の脳障害児が母親の手助け(facilitated communication:FC)によって詩を書いているのが紹介された。それについて、本当にその子が書いているのかどうかをめぐって2ch掲示板で大騒ぎ(いわゆる「…

eMac

MacWIREによると、米Apple社が教育市場向けのeMacというものを出すそうだ。大福型iMacではなくて、昔のiMacのような形に液晶ディスプレイがはめ込んである(と思ったらこれはCRTなのだそうだ。奥行きが短いのでてっきり液晶かと思った)。CD-ROMモデルが999…

タバコなんかやめておこうよ

集落の公民館を新築するという話で、寄り合いにいく。その話はまあ、いいのだが、会合の間、みんなタバコを吸うのでかなわない。前後左右からもくもくとタバコの煙があがる。部屋の中は、煙が充満している。これはたまらん。JRの職員で、仕事部屋の分煙対策…

恒例のタテコン

年一度恒例のタテコンであった。コースのほとんどの学部生と院生が、狭い中華料理屋にぎゅうぎゅう詰め。身動きとれないし、わやわやで訳が分からなくなっていた。まあ、それも楽しいものではあるけれど。私にとっては、ここでの最後のタテコン。1年生は、…

頭を洗う

あれほど頭を洗うのをいやがっていた長女が最近進んで「頭を洗って」と言うようになった。どれほどいやがっていたかというと、私が手を焼いて「まあ、頭を洗わなくたって死にはしないから」と言ってあきらめるくらいで、さらには、頭を絶対洗わせたい妻と言…

自閉症の世界

ビルガー・ゼリーン『もう闇のなかにはいたくない〜自閉症と闘う少年の日記』(草思社, 1999, 2000円)を読む。2歳のとき何らかの原因で自閉症になり、18歳までどんな治療も功を奏さなかったのだけれども、パソコンを使ったコミュニケーション法(facilitated…

幼稚園の動物受難

子どもを幼稚園に連れていったあと、しばらく様子を見ている。晴れていると、先生が組立の柵を出してきて、その中にウサギを放し飼いにする。園児たちは、ウサギに草をやったりして喜んでいる。娘も柵の中にはいって草をやったりしている。つい最近、ヒヨコ…

地下鉄のブルース・リー

名古屋から帰ってきた。2日続けての討議は疲れたけれども、終わった感じはいい感じだ。◇地下鉄でのこと。ジャージを着たお兄さんが乗ってきて、私の隣に座った。しばらくして、「ちょちょちょーーー、あちょーあちょ。とうとうととととぅーーーー」と叫び始…

ドナルド・ショーン『専門家の知恵〜反省的実践家は行為しながら考える』

専門家の知恵―反省的実践家は行為しながら考える作者: ドナルドショーン,Donald A. Sch¨on,佐藤学,秋田喜代美出版社/メーカー: ゆみる出版発売日: 2001/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (16件) を見る ・メジャーな専門:医…

掲示板の物語文法

明日から名古屋に出張する。過年度で終了した科研費なのだが、報告書をまとめるためにまだ会合をしているのだ。その意味では非常に良心的で、勤勉で、熱心な研究グループだといえる。優れたとはいえなくても、それなりの厚みのあるアウトプットを出そうとい…

2本の原稿を並行して書く

子供を幼稚園に送っていったら、先生に「まだ大学の方はお休みですか?」と聞かれた。「いや、もう始まってます」と私。きっと、大学の先生というのは「社長出勤」なんだと思われたことだろうな。私にしてみれば、これでも前より早く、しかも規則正しくなっ…

MS Wordを使う

今日は水曜日だったのだが、なぜか火曜日だと思いこんでいた。それで、月一回の痛風検診を忘れてしまった。明日行こう。雨が続いて、テニスができないので、ちょっと欲求不満。もうそろそろ体育館の改装工事が終わる頃だ。雨の日はバドミントンをやろうかと…

今日は何文字書いた

3月から、依頼された原稿と、科研費の報告書の原稿を書いている。自分を励ますために、今日は何文字書いて、全体では何文字まで進んだ、というのを記録している。手で文字数を数えているわけではなくて(そりゃそうだ)、コマンド-iと打てばすぐに全体で何…

ガットの張り替え

今日はえらい暑かった。昼休みのテニスでは、真夏にしているような感じだった。へとへと。しかし、テニスのおかげで体重は少しずつ減っている。ちょっとうれしい。先日、ラケットのガットが切れたので、張り直した。このラケットは、タイにいたときに買った…

アラン・ケイ

NHK教育の番組『未来への教室』を見る。アラン・ケイが学校に行って、彼自身のアイデアであったパーソナル・コンピュータを語り、新しいプログラム環境Squeakを使って、生徒にプログラミングのおもしろさを知ってもらうという企画だ。ケイは61歳になるそうだ…

この投票は科学的なものでない

MacWIREの2002.4.4にこんな記事が載っていた。 BusinessWeek Onlineが実施した投票によれば,調査対象のおよそ半数がWindowsベースのPCからMacintoshへの移行を考えているという。この投票結果は同誌の“PC to Apple?”という記事のなかに掲載されている。この…

フレックス制の職場

相変わらず、娘を幼稚園に送っていっている。晴れの日は歩いて。雨の日はくるまで。朝の散歩にちょうどいいし、また、娘が幼稚園の風景の中で、どう配置されるのかを観察するのも楽しい。幸いなことに、娘は幼稚園が気に入ったようだ。毎日楽しく過ごしてい…

初々しい雰囲気

今日から授業開始。大勢の学生さんで一気ににぎやかになる。初々しい雰囲気があふれている。それにしてもどうして大学の中は、いつでもどこかで工事しているのだろうか。新年度が始まったというのに、道路の至る所で土管の工事をしているし、理学部はいまだ…

柳沢賢一郎『コンピュータはそんなにエライのか』

コンピュータはそんなにエライのか (新書y (011))作者: 柳沢賢一郎出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2000/07メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る これに対してインターネットは、「受動的な発信」をするための道具である。……これは、「思考の結…

「熊のプーさん」みたい

情報コースの新入生22人のオリエンテーション。いつからか、ここで、情報コース紹介のプロモーションビデオを上映することになっている。内容は、教員の紹介インタビューを中心に編集してある。ここ数年、見ているが、年々ビデオの作り方がうまくなっている…

トンデモな人、トンデモな発言

新入生のオリエンテーション。教養科目の履修の仕方などの説明が各学部ごとに行われる。私は、去年に引き続き教育学部での言語表現科目について10分程度の説明をする。とはいっても、言語表現のプロモーションビデオを作ってあるので、それを流すだけだ。あ…

打ち初め

大学のテニスコートが新しくなったので、打ち初め。以前のクレーコートは、水はけが異常に悪く、一度雨が降ると2、3日は水たまりで使えない状態だった。今度のは、人工芝に砂がまいてあるもので、水はけもよさそうだ。久しぶりのテニスだったので、すぐに…

「それ」が持っているエネルギー

本明寛監修、久保田圭吾・野口京子編『最新・心理学序説』(金子書房, 2002)という本が届いた。心理学の教科書だ。どういうルートからか、1ページのコラム記事を頼まれた。「CAIからeLearningへ」というタイトルで書いた。一昔前のCAIは学校現場に拒否され…

エンカレッジ金沢

金沢で講演をしてきた。エンカレッジ金沢というアドラー心理学を勉強・実践しているグループが呼んでくれた。講演とはいっても集まったのは10人くらいのこぢんまりとしたもので、茶話会という感じだ。特に講演のテーマも与えられなかったので、聞き手のみな…

大声で先生を呼び出す

プーなのかしら、と思われようがなかろうが、今日は一人で幼稚園まで連れていった。別に「いい父親」なのではなくて、どうせ起こされてしまったのだから、散歩でもしようという気持ちである。幼稚園に着くと、担任の先生と声を交わして、子供を預ける。担任…

プーなのかしら

幼稚園は自宅から歩いて15分くらいのところにある。今日は第1日目でもあるので、私も幼稚園まで送ることにした。長女は、制服であるジャージの上下が気に入らずに、ぐずっていたが、「上にピンクのジャンパーを羽織っていけばいいでしょ」と言ってなだめる…

思う存分遊んでほしい

長女の入園式だった。入園式とか入学式とか、男の保護者はスーツにネクタイで行くものなのか。知らなかった。たとえ知っていたとしても、いつもの楽な格好で行くけどな。しかしながら、妻の圧力によって、色のワイシャツにノーネクタイ、ジャケットという、…

無印が好きなのは

2月に、アマゾン・アソシエイトというシステムに入り、トップページにアマゾンのバナーを貼っています。そのバナーをたどって、アマゾンで買い物をしていただくと、その金額の何パーセントかが私に紹介料として入るというものです。そのレポートによると、こ…

新年度

新年度。桜もちょうど満開という感じ。しかし、入学式は来週なので、散ってしまうかもしれない。『自己表現力の教室』が増刷された。7刷目になるそうだ。この出版社は増刷になるごとに一冊贈呈して知らせてくれる。それが、何となくうれしい。別の出版社だ…