KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2002-03-01から1ヶ月間の記事一覧

牛肉ではなく豚肉だった

天気も良かったので、一家で運動公園にお出かけ。桜も五分咲き。芝生の上でボールを蹴る。蹴るたびに「えいっ!」と声を出すところがかわいい。夜はすき焼き。しかし、子供にはウケず。私が子供の時には、「こんなにうまいものが世の中にあるのか」と感動し…

安心できる場所/アクア・インタフェース

魚津へ。散髪しに行く。別に魚津の散髪屋でなくてはならないわけではない。しかし、行き慣れたところというものはそういうものだ。行けば安心して目をつぶっていられる。髪を切ってもらいながら、おしゃべりをする必要もない。注文も「刈り上げてください。…

軽く堅牢なシステム

年度の最後の日。週があけると、4月だ。教務係のDさんが、研究室に訪ねて来る。「私、今度異動することになりまして」。ああ、そうかそういうことか。事務の人は大変だ。何年かに一度は、否応なく職場を変わるわけだから。教員の方は、そういうことはない。…

オケラ

月曜日に卒業式が終わってからエアポケットのような日が続いている。相変わらず、原稿はちびちびと書き進めているけれども、せっぱつまった締切はない。届くメールも普段よりもずっと少ないような感じがする。年度替わりだからだろうか。◇子供たちが見ている…

週刊誌を買って読むことがなくなった

午前中は子供たちといっしょに町の図書館に行く。とはいっても、図書館にいたのは1時間くらい。子供たちは絵本を見たり、木で作ったライオンに乗ったりして遊んでいる。その横で私は週刊誌を読んだ。遊びに飽きたところで、「トムとジェリー」と「おじゃる…

死は人生の締切だ

死は人生の締切だ。問題は、それがいつ来るかわからないことだ。とすれば、自分で締切を決めるしかない。人生の正午をすぎる年頃になると、1日1日が小さな死であることを感じるようになる。もう小さなことにかまってはいられない。ただ惰性でやっているこ…

すべてはゼミ生の努力による

卒業式。7人のゼミ生を送り出す。私にとっても富山での最後の卒業式になるので、同僚の先生が、卒業証書を手渡す役を私にするようにはからってくれた。通常は専攻のトップがやる役どころだ。「おめでとうございます!」と大きな声で証書を手渡す。なんか、…

長谷川啓三『家族内パラドックス』

家族内パラドックス (サイコブックス)作者: 長谷川啓三出版社/メーカー: 彩古書房発売日: 1987/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る長谷川啓三「家族内パラドックス」を読む。MRI短期療法の基本がよくわかる。パラドクシカルな指示がどうも…

ちょっと休もう

富山に戻ってくる。これで3週連続で続いた週末の出張が終了。ちょっと休もう。あしたは卒業式。私にとっては、富山大学での最後の卒業式。でも、来年も卒業式には呼んでもらえるらしい。最後のゼミ生がいるので。

外国語教育は英語だけでいいのか

お台場で、「外国語教育は英語だけでいいのか」というシンポジウムを聞きにいく。聴衆は100人以上来ていたように見えた。今回は、特にエスペラントということを取り上げずに進めたいという意図があるようだ。以下、私が面白いと思ったところをメモしておく。…

最後のおつとめ

東京に出張。「はくたか」は古い車両が当たってしまった。残念。イスのサイズとかそういうのは変わらないのだが、どこが違うかというと、うるさいのだ。遮音性能が悪い。だから、iBookで聴く音楽があまりよくきこえない。そうしたら、車内放送。「明日から新…

会議を開かなくても運営できる

年度末最後の教授会。同時に、さまざまな委員会もメンバー交代となる。私が2年間やってきた学部広報委員長も終了になる。学部のホームページを立ち上げたり、学部内メーリングリストを作ったり、実質的な仕事ができたのはよかったと思っている。ホームペー…

退官する人を送り出す

ああ、やはり3月も速い! なんだかさまざまな入試業務をやっているうちに、あっという間に卒業式が来て、4月になってしまうのだろう。そして授業が始まって、5月の連休が来て、梅雨が来て、夏が来て、夏休みになってしまうのだろう。ところで、明日は学部…

ジェニファー・ホワイト『最大効果の仕事術』

「最大効果!」の仕事術―高収入も自由時間も手に入るアメリカ流究極の法則作者: ジェニファーホワイト,Jennifer White,酒井泰介出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2001/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る好きなことではな…

Yahoo!に登録

荒木・向後・筒井の3人で書いた『自己表現力の教室』が2000部の重版をするとの知らせを受けた。これで通算15,000部くらいになったはず。何刷目になるのかな。私が関わった本としては唯一のロングセラーだ。この手の本は、新入生や新入社員が書店に来る4月…

どこかでミスが起こる

明日は入学試験の後期日程。試験監督が当たっている。入試ミスということに敏感になっているせいか、やたらにその手のニュースが目に付く。選択肢に正解がないというような出題のミス、得点を2倍にすべきところをそのままにしてしまったというような計算の…

快適グリーン車

グリーン車で東京に来る。「はくたか」ではサービスはなかったが、新幹線では、おしぼり(紙のだけど)とドリンクの無料サービスがあった。なんか感動。タイの列車を思い出した。それはともかく、グリーン車は席が快適だなあ。これだと、もう普通車に戻れな…

科研費の報告書を書く

2年続いた科研費の最終年度なので、報告書の原稿をせっせと書いている。科研費というのは、文部科学省が出している科学研究補助金のこと。報告書は3月末(正確には3月25日)までに出せばいいと連絡を受けていたのだけれども、よく考えたら印刷製本するの…

手持ちがあればの話

円高がものすごい勢いで進んでいて、はらはらである。1ドル132円の時に、ドルをしこたま買っておき、一時は135円まで円安が進んだので、にこにこだったのである。ところが、今は129円で、儲けるどころか目減りをしているではないか! 「塩漬けケテーイ!」と…

どんぶり山盛りの伊予柑

私は柑橘類が好きで、冬場はいくらでもミカンが食べられるので幸せだったりする。今は、妻が伊予柑を「箱買い」してきてくれたので、毎日1個か2個食べている。子供たちも伊予柑が好き。とりわけ長女が好きだ。彼女たちはまだ皮がうまくむけないので、私が…

この空気が好き

雨だが、冬の冷たい雨ではなく、春のにおいを含んだ雨。冬から春に向かう、この季節が好きだ。夜の空気に、木の芽が動き出しているようなにおいがする。私はだいたい夜の7時くらいに仕事を終える。帰るために校舎の外に出ると、思わず深呼吸をしてしまう。…

白亜のヘルメット

日曜日の話だが、新iMacを100満ボルトで見てきた、さわってきた。「白亜のヘルメット」。これも「白い宝石箱」iBookに負けないくらい、美しい。ヘルメット本体と液晶ディスプレイをつなぐアームは、思ったより太くてがっしりとしていて、ぴかぴか。しかも動…

荒川洋治『日記をつける』

日記をつける (岩波アクティブ新書)作者: 荒川洋治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/02/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 112回この商品を含むブログ (44件) を見る荒川洋治『日記をつける』(岩波アクティブ新書, 2002)を読んだ。説教くさいと…

メールを出せば出すほど/グリーン車

土曜日だが、出張中の事務仕事などを片づけるために、大学に行く。出張中でもメールを読み、必要なものには返事を書いている。しかし、出先で処理できないものもあって、そういうメールを処理する。「携帯電話は、実はじゃまされているだけなのに、それを便…

赤茶けた杉林

富山に戻ってきた。東京と浜松をぐるりと回ってきた。街や電車の中で、花粉症用のマスクをした人をよく見かけた。私も何となく顔がかゆかったり、鼻がつまったりすることがあるので、これは花粉症の予兆かもしれない。高山線で富山に戻ってくる途中、山の杉…