KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1998-01-01から1年間の記事一覧

自分の1998年を振り返ってみる

さて、大晦日だ。この一年を振り返って書き留めておこう。 まず、初めての子供ができたことだろうな。生活のペースもまったく変わってしまったような気がするが、不思議なことに以前はどんな生活をしていたのかよく思い出せない。はっきりしていることは、外…

マニュアル車とオートマ車

さっそくVAIOをてなずけるために、いじり始める。マック使いとしては、どうしてもメニューバー(ウィンドウズではタスクバー)が画面の一番下にあるのがしっくりこないので、それを上に持っていく。派手な背景もやめて、薄茶のものにする。デスクトップにに…

VAIOがやってきた

PowerBook Duo 2300cのキーボードがいかれたのを機に、VAIO C1を研究費で買った。その後、パワーブックのキーボードは復活したが、今度は液晶画面の中央に縦の帯がはいり、そこだけ薄暗くなっている。見栄えは悪いが、操作に支障はない。もう持ち運ばれて酷…

脳味噌が飛んでいく生活

東京での最後の仕事も終えて、富山に戻る。私の実家は東京の下町だが、お正月に帰省するという習慣がない。仕事で一年に何回も東京の実家に戻ってきているからだ。実家には母親一人が暮らしているが、正月には妹とその子供四人が来るので寂しいことはないだ…

なぜ親方は短気なのか

12月19日の日記で「愛の貧乏脱出作戦」というテレビ番組で取り上げられる、親方やシェフはなぜああも短気なのかということを書いた。そしたら、「いまどきのはは」のあやたろうさんからメールをいただいた。ありがとうございます。その抜粋--- 父が板前で、…

学芸大学集中講義終了

3日目。午前中は鈴木克明さんのプリントを使って、教育工学の定義、ガニエ9事象、ARCS動機づけモデルなどのレクチャー。他人が作ったプリントを使ってレクチャーするというのもいいものだ。鈴木さんに感謝。午後は3日間に学んだことを元にして、OHPを使っ…

思い出しました?

中央線はのろのろ運転だった。後で知ったのだが、線路にヒビがはいっていたらしい。こんなときにとてつもなくすばらしいアイデアを思いつく。メモも取れない状態だったので、そのアイデアを常に頭の中でリハーサルして、忘れないようにする。しかし、電車が…

盲人にとってのグラフィックベース

集中講義の受講生6人の中に菊地くんという全盲の学生がいる。点字タイプでメモを取りながら熱心に受講している。1日目のレポートもパソコンで打って、私にメールで提出してくれた。また、彼のパソコンにテキストファイルを入れれば読み上げソフトによって…

先生は学生の成れの果て

昨日書いたように、集中講義の2日目はTAの中村くんにお任せであったので、私は本当に楽ちんだった。面白かったのは、昼休みに事務室でお茶を飲んでいると、次々と先生がはいってきて、中村くんを発見するとびっくりして、「何でこんなところに?」と聞くの…

今日は招いてくれた学芸大学の先生の忘年会に合流するので、夜遅くなる。それで早めのエントリーです。

学芸大学集中講義2日目

集中講義の2日目。中央線の故障によって始まりの9時半を大きく遅刻した。しかし、心配はいらない。今日は中村くんにまかせてある。午前中はOHPを使ってのレクチャーで、教育工学、認知心理学アプローチを教材にどのように活かすかということを解説。午後は…

日記読み返しの行動分析

23日に「日記読み返しの行動分析」ついて不完全に書いた。書いてみると自分がどこがわかっていないかよくわかる。これが書くことの重要な意味だと気付かせてくれる。期待したとおり長谷川さんから詳しいコメントをいただいた。ありがとうございます。プロの…

学芸大学集中講義1日目

集中講義の初日である。30-40人の受講生と聞いて、そのつもりでプリントも用意してきたのだが、実際は6人。登録者は20人いたのだが、どうやらクリスマスということで敬遠されたようだ。気持ちを切り替えて、ゼミのような感じで進めていくことにする。幸いな…

日記のコレクション

homyさんの意見によると、自分の日記を読み返すのは、コレクションを集め、それを眺めるのに似た快楽だということだ。なるほど、そういうところも大いにありそうだ。 そう言われてみると、自分にはコレクション癖というものがないことに気がついた。本やCDは…

自分の書いた日記を読み返すこと

こうして書いている日記は、誰が一番熱心に読んでいるだろうか。もちろん私自身だ。私自身がもっとも熱心な愛読者である。自分の日記についてはそれは確信を持って言える。しかし、日記書きはみんなそうなのだろうか? もし誰か気が向いたら、アンケートを取…

来年の手帳

とにかく飽きっぽい私にしては珍しく、二年間同じ手帳を使いきろうとしている。地元の会社INTECからもらっている手帳だ。もうそろそろ来年の手帳を配りに来てもいい頃だがなかなか手に入らない。やきもきする。同じデザインの手帳は市販されているので、もし…

アメリカの大学院(続)

昨日書いた、「アメリカでは同じ大学の大学院には行かない」ということについて、長谷川さんの日記読み日記で「ではハーバードからはハーバードにはいけないのか」という疑問が出されていた。タイミング良くハーバードの遠藤さんからメールをいただいた。遠…

卒論・修論のテーマ交換

雑誌「bit」(共立出版)1999年1月号に載っている、「あぁ卒論」(電脳雑技団)が面白い。卒論・修論をめぐっての教授と学生との関係を書いている。その中の一節:アメリカには、大学院には別の大学に進まなければならない、という制度があるそうだが、極め…

今日書けることは今日しか書けない

こうして日記を書いていて思うのだが、今日書けることは今日しか書けないのだ、ということだ。どういうことかというと、私たちにはいつでも書こうと思えば書ける時間があって、たまたま今日は忙しくてそんな時間はないんだけれども、いつかきっとそういう時…

コリン・ウィルソン『至高体験』

至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫)作者: コリンウィルソン,Colin Wilson,由良君美,四方田犬彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1998/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件) を見る コリン・ウィルソンの「至高…

「愛の貧乏脱出作戦」

「愛の貧乏脱出作戦」というテレビ番組が面白い。売れないパン屋とかレストランのオーナーを修行させたりして、その店をなんとか復活させようというものだ。その短期間で厳しい修行の過程が目玉である。親方に怒鳴られ、挫折しそうになりながらも、技能を身…

相互リンク?

いくつもの日記で「相互リンク」のお願いメールのことが話題になっている。実は私のところにも来た。このページのタイトルのところで「リンクされる方へのご案内」をしているように、このページは自由にリンクしてください、といっている。そう返事を書こう…

インフルエンザの予防接種

毎年一回は風邪をひく。去年はみんなにインフルエンザをうつしてまわったので、顰蹙を買った。来週は東京で仕事をするので、いかにも風邪をひきそうだ。東京の空気は北陸に比べるとからからに乾いている。そこで、インフルエンザの予防接種というものを初め…

急に映らなくなった

スカパーを毎日楽しんでいる。むふふ、てな感じである(←どんな感じなのか?)。しかし、急に画像が映らなくなった。ははあ、これは衛星の電波の調子が悪いに違いない、と勝手に思いこんで、そのままにしておいた。そのうち電波の状態が良くなったら回復する…

日記猿人の100チャンネル時代

毎日毎日確実に登録日記の数だけは増えていくけれど、肝心の日記を読むための時間というものは自ずから限られているはずで、こうも増えると最早ひとりの人間の限界を越えてしまったようで、特に古くから日記を読んでいるような人ほど、いまの日記猿人の状況…

エアチェックする必要のない時代

CS放送の話の続き。目立たないが、デジタル・ラジオというサービスがある。これは、ポップス、ジャズ、ロック、クラシック、BGMなどの多様なジャンルの音楽を100チャンネルに渡って放送しているものだ。それぞれのジャンルで最新のアルバム紹介から、古典的…

100チャンネル時代の2チャンネル

BSとCS(スカイパーフェクTV)を入れた。ビデオデッキが古くなっていたので、BSチューナー付きのビデオとアンテナ、それにスカパーのチューナーとアンテナを電気店で買って、取り付けてもらった。しめて12万円ほど。 支払いをしながら妻と二人で「なんだか安…

宮沢章夫さんの日記と発話プロトコル

宮沢章夫さんが「コンピュータで書くということ」という日記を書いている。この日記はすごい。どこがすごいかというと、たまたま今日の日記で彼が書いているように、 ■とここまで書いたところで、ひどく眠い。 ■これ、アップできるだろうか。 ■あと、ぼーっ…

ネコネコシャンシャン

ネコネコシャンシャン、ネコシャ〜ンシャン! これが耳について離れない。妻が子供用に買った「月までシャンプー」というビデオの中に収録されている歌だ。子供が見ているのを一緒に見ていて、耳についてしまった。一度耳につくと、一日中頭の中で鳴っている…

連詩とWeb日記

きのう晩のNHK教育の番組「未来潮流」は面白かった。複数の人が少しずつ詩を作り上げていく「連詩」というものを取り上げていた。日本人が3人と、イギリス人とアメリカ人が一人ずつの合計5人が、順番に、前の詩に影響を受けつつ自分の詩をつなげていくという…