2000-02-01から1ヶ月間の記事一覧
コースの3年生の研究発表会があった。これには、プレゼン技術の向上と、「卒論完成までにあと1年足らず」ということを認識してもらうという目的がある。発表内容は、これからやりますという研究計画段階のものもあり、また、すでにデータを取っている場合…
私の妹には4人の子ども(女、女、男、女)がいる。その一番上の女の子が希望する高校に合格できたということでわざわざ電話をかけてきた。「あのね、高校受かったんだよ」「それは、おめでとう」「約束覚えてる? マックくれるっていう」「もちろん覚えてい…
「ニッパチ」といって、一般に2月と8月の仕事はヒマなんだそうだが、私のところは2月はなんだかやたら忙しい(8月は夏休みなので確かにヒマだ)。とりわけ2月は28日間しかないので、ハムスターならずとも多忙感が倍増する。それでも今年は、「4の倍数の…
ネット恋愛について考えていて、思いついたこと。 電子メールのようにテキストに制限されたメディアでは、その真意を読みとるために読み手側の感度を上げる必要があるのではないか。感度が上がっているために、しばしば書かれたテキスト以上のことを読み手は…
私の研究室では、ゼミ生にWeb日記を書くことを推奨している。2年次の終わりに学生は所属するゼミを決めることになっているが、私のゼミの紹介で、「飲み会はほとんどないこと(DDR大会はある)、授業を手伝ってもらうこと、そして、Web日記を書いてもらうこ…
年度末は報告書の季節でもある。自動的に報告書作成の予算が付いている場合もあるし、特別に予算を獲得したために報告書作成の義務が生ずる場合もある。いずれにしても、なかなかおっくうな仕事である。書く仕事というのは、まとまった時間が必要なので、卒…
大学入試のシーズンだ。確実に入学志願者の数が減っていることに気がつく。数字は正直である。コースによっては、競争率が1倍台のところもある。1.5倍以内のところは無試験で全員合格にしたらいいと思う。入学試験をするコストが省ける。国立大も独立行政法…
コラボレーション(協力して働く)が大切だといわれているが、実際にそれをするのは難しい。一つの仕事を複数人でするとなれば、責任も分散され、「連帯責任は無責任」ということばもあるようにうまくいかないことも多い。 簡単のため、A, Bの2人で本を書く…
楽しい仕事と嫌な仕事がある。仕事をするなら楽しくやりたいとたいていの人は思う。「金を稼ぐためには仕事がつらくても仕方ない」というのはウソだ。すべての仕事は楽しいものになりうる。それはお金が儲かるから楽しいとか、逆に、お金とは無縁だからこそ…
「内づら・外づら」というのは「内面・外面」と書いていいようなんだが、そうすると「ないめん・がいめん」と読まれそうなのでひらがなにしてみた。 「あの人は外づらばかり良くてね」というのはよく聞く悪口だが、「あの人は内づらばかり良くてね」というの…
娘のために雪だるまを作りながら考えた。「あと20年間で何ができるのかを考えて仕事をした方がいい」と。そういう年頃になったということだ。10年も大学の教員をやっていれば、自分にどれくらいのことができそうかということはわかってくる。とすれば、今自…
世の中に「懸賞マニア」と呼ばれる人々がいることは知っていたが、我が妻がそうなるとは思っても見なかった。きっかけは、2番目の子どもが生まれたことらしい。赤ちゃんの世話やおっぱいなどで家の中に拘束されることが多いわけで、その時間を利用して、懸…
仕事で他人の書いたプログラムをいじっているわけだが、これはなんとも妙な作業だ。更新しなければならない箇所はそれほど多くはない。しかし、更新するためには、そのプログラムがいったいどういう順序でどういう処理をしているのかということを、プログラ…
スポーツは瞑想になりうる。『コンピュータが子どもの心を変える』の中に出てきたが、スポーツはさまざまな意味で身体を自然な状態に戻す。一方で、テレビにしてもコンピュータにしてもディスプレイを見る時間の長さと鬱傾向とは相関関係にある、とも書かれ…
きのうの日記で、研究室のメールサーバがスパムメール配信に悪用されていた、ということを書いた。赤尾さんから掲示板に、 研究室ごとにサーバーを立てるという陋習はそろそろ改善すべきなのかも。というわけで,わたしは絶対にサーバーを立てず,アウトソー…
コーヒーを飲みながら「この冬、まだ風邪をひいていないんだよ。これはすごいことじゃない?」と妻に話した。私はWeb日記に書いたことをそのまま話すことがよくある(もちろんそればかりではない)。妻は私の日記を読んではいるが、まとめ読みをしているので…
毎年、冬には少なくとも一回は風邪をひいてきた。しかし、今年はまだ風邪をひいていない。これは非常に珍しい、というか、もしこのまま風邪をひかずにひと冬を越したとすれば、生まれて初めてくらいのすごいことかもしれない。体力が弱ると必ず唇の端のほう…
コンピュータが子どもの心を変える作者: ジェーン・M.ハーリー,Jane M. Healy,西村弁作,山田詩津夫出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1999/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る ジェーン・ハーリー「コンピュータが子どもの心を変える」…
私の2/8の日記で「いまどきのはは」の文章は冗長だ、と書いた。しかし、それは否定的な意味で言ったのではない。辞書を引けば「冗長」というのは「くだくだしく長いこと」と説明されているから、いい意味で使われることは少ないのだろうが、私はむしろ冗長さ…
私が所属するコース(教育学部・教育情報システム)の卒論・修論発表会であった。今年は卒論の提出から3日後に発表会というスケジュールだったが、みんな立派な発表をしていた。あとで、発表者とタイトルの一覧をアップしておくことにしよう(今日は学内LAN…
いまさらながらダンス・ダンス・レボリューション(DDR)に励んでいる。月末に開く新ゼミ生歓迎コンパでDDRの試合をするからだ。ゼミ室にはプレステと専用(足)コントローラが準備され、いつでも練習できるようになっている。それで時間を見つけてはステップ…
わたしの「超」時間活用法 (中公文庫)作者: 童門冬二出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 口述で日記を書けたらいいだろうなと思う。日記のタイピング作業に毎日1時間余りを費やしているのを、で…
「毎日の記録」の2/2分で、論文を何語で書くかという話題についてこんなくだり: 英語論文を読んで勉強したのだから、成果は英語で書いて 恩返ししなきゃ、というのが、私の基本スタンスです。 これを読んで、「うーむ、なるほどね」と思った。今までそんな…
日記コミュニケーション―自己を綴る、他者に語る (現代のエスプリ no. 391)作者: 川浦康至出版社/メーカー: 至文堂発売日: 2000/02メディア: ムック購入: 1人 この商品を含むブログ (8件) を見る 現代のエスプリNo.391「日記コミュニケーション」(至文堂、2…
Web日記を新しく始める人もいれば、やめる人もいる。そして復活する人がいる。本当に心から好きな日記があって、でも、そうした日記が「更新をやめます」ということがある。寂しいけれども、それはそれで受け入れなくてはならない。人それぞれに事情があるだ…
エスプレッソダイアリイの2/3の日記から: そういえば、ぼくは部屋に人が来たらお茶じゃなくて、音楽かけますね、とりあえず。 という若者の言葉。うん、なんとなくわかる。自分の車に他人を乗せるとき、まずカーステレオでかける音楽の選択に気を使ったりす…
日記コミュニケーション―自己を綴る、他者に語る (現代のエスプリ no. 391)作者: 川浦康至出版社/メーカー: 至文堂発売日: 2000/02メディア: ムック購入: 1人 この商品を含むブログ (8件) を見る 現代のエスプリNo.391「日記コミュニケーション」(至文堂、2…
高知大学から吉倉さんを招いて、高知大学での共通教育(教養教育/一般教育)改革や「日本語技法」という科目についての話を聞いた。今まで教養教育や一般教育と呼ばれていた大学の入門教育に「共通教育」という名前を付けたのは、「学部や専門にかかわらず…
こうしてほぼ毎日Web日記を書いているわけだが、はたしてこれは一般的に「書くこと」の訓練として有効に働いているのかどうか。という質問を考えてみる。 まずひとつ確かに言えることは、 書いていて、前よりも書くのが下手になることはない ということだろ…