KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2001-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ認知心理学は元気がなくなったか

東北大学から邑本(むらもと)さんをお呼びして、「教育統計」の集中講義をしてもらっている。私の方は、ちょうど看護専門学校の「調査論」の集中講義が終わったところ。二人で飲みに行く。もちろん私はノンアルコール。邑本さんは実験心理学が専門で、とり…

授業の値打ち

長岡で開かれている、アドラー心理学基礎講座(理論編)に参加した。1日6時間で、合計4日間を、2回の土日で行う。お勉強が楽しい。たくさんノートを取る。なんでこんなに楽しいんだろう。たぶん、自分で決心して、時間を作って、お金を払って、聞きに来てい…

授業の品質管理

前期の授業の最終回。PSI方式の統計学とC言語プログラミングの最終テストを行う。予想していた以上に、すんなりとは行かない受講生が多かった。その事実に対して、めげていたりする自分がいる。もちろん、軽々と満点を取ってくれる受講生もいる。こうした人…

初心者が使うには難しすぎる

看護専門学校の集中講義。「調査論」という科目なので、データの取り方、アンケートの取り方、Excelを使ったデータ整理の方法、レポートのまとめ方を内容として教える。今日を入れて三日間の予定。自学自習のPSI方式ではなくて、少し説明して、実習をたくさ…

入試ミスにかかわる処分

入試ミスにかかわる処分が下された。これは、処分を受ける教員、事務員に直接申し渡される。そしてそれを受けた人に、もし不服があれば、2週間以内に異議申し立てをすることができる。その上で正式な処分が下されるということだ。しかし、はたして異議申し…

国立大学の経営感覚

大学公開講座のエスペラント講座が終了。たった一人の受講生であった。先週は痛風で休講にしたので、また日を決めて埋め合わせをする予定。しかし、よく考えると、たとえ受講生が一人であっても開講するというのは、国立大学ならでは、と言えるかもしれない…

新iBookのDHCP問題解決したけど

新iBookのDHCPがうまくいかないということを、きのう書いた。今日も引き続き、いろいろといじっていた。TCP/IPのコントロールパネルにDHCP以外の選択肢としてBootPというのがある。なんじゃこりゃと思って、これに設定してみると、すんなりとIPが割り当てら…

新iBookのDHCP

新iBookを自宅に持ってきて、ケーブルに接続するが、DHCPサーバを認識しない。自宅では、ケーブルモデム→NATルータ→ハブで複数台のマックにつないでいる。iMacと旧iBookでは、すでにDHCPがうまくいっているのに、新iBookではダメ。どうなっているんだろうか…

駅のバリアフリー化

医者から処方された薬を毎食後に飲むことで、くるぶしの痛みは正確に少しずつなくなっていった。17,18日の仕事は全部キャンセルしたけれども、19,20日の東京出張は行くことができた。一時はまったく歩けなくなっていたので、本当に良い薬ができているものだ…

痛!風

朝起きたら、なんとなく左足のくるぶしが痛い。バドミントンでひねったわけでもないし、おかしいなと思いながらも、ちょっと歩くのに不自由なだけなので出勤する。すると昼くらいからひどく痛むようになり、まともに歩くことができなくなった。なんだ、これ…

身の程を知ること

YAHOO! NEWSより<入試ミス>金沢大、62人処分の方針 富山大、64人処分決定(毎日新聞) 金沢大理学部の入試判定ミスで6人が不合格になった問題で、同大の入学試験調査特別委員会は16日、97、98年度の入試に携わった教職員62人を処分する方針を…

坊主頭

大学に置いてあるKogoLabサーバに対して、外のネットワークからftpできない。どうもファイアウォールの設定が原因らしく、情報処理センターには何度か要望を出したのだが、改善されない。しかたないので、最新の多次元尺度日記はニフティのWebページに出すこ…

スーパー腹話術と多次元尺度3周年

テレビ番組で、スーパー腹話術のいっこく堂のことをやっていた。29歳で腹話術を極めることを決心して、一日8時間もの練習を毎日続けたという。その結果、唇を動かさずに、破裂音をだす技をあみ出した。これは、それまでには絶対不可能だといわれてきたらしい…

低コストで高品質の評価をする技能

有斐閣のPR誌『書斎の窓』(2001.7/8)に下のような記事。 箱田英子「アメリカで考える日本の教育」生徒の成績評価は、学習達成度(Achievement)、努力(Effort)、および授業態度(Citizenship)の三本立てで行われ、達成度評価は大小のテストや提出物の評価を積…

相手が一人か二人というのが好き

毎日暑い。この暑さの中で、昼休みにはバドミントンをやっている。締め切った体育館の中でやるので、サウナ状態だ。それでもやめられない。「補正項」(7/5)では、釣りが面白くてやめられないことを、行動分析の変動強化ということで説明していたが、そうだ…

キュウリ一本に味噌をつけて

今年は、キュウリが豊作だ。苗を一本だけ植えたのだが、毎日毎日食べきれないほどなっている。しかし、キュウリを使ったメニューは限定されている。サラダ、酢づけ、野菜スティックなど。妻は、キュウリを輪切りにして、みそ汁に入れる。悪いけど、これはち…

フォローアップ・サロン

ちょっと考えていること。半期ごとに授業が終わっていくのだけれども、その先を知りたい人たちをフォローアップする機会がないのは不親切なのではないか。30人くらいのクラスならば、1人くらいは、「授業のその先」をもっと知りたいという奇特な受講生がいる…

本当に自分が伝えたいもの

まもなく、やっと前期の授業が終わろうとしている。この前期は、例年になくタイトなスケジュールであったような気がする。毎日が、授業の準備に明け暮れて、それ以外の仕事、とりわけ実質的な研究や原稿の執筆には、あまり時間が取れなかった。これは、2カ…

エヴァンジェリストと押しつけがましさ

自分が「これはいい!」と見いだしたものを、自分のまわりにいる人に勧めることは自然なことだろう。たとえば、携帯電話の新機種とか、新しくできたお店など、気に入るものがあれば、友人に勧めたりする。新製品やお店であれば、それを勧めるのは何の問題も…

記憶の不思議と思いこみ

東京の虎ノ門で会議があったのだが、道に迷って、焦る。道に迷うかな、と思っていれば地図なりなんなり用意して行くところだけれども、確実に知っているはずの場所なのに、行ってみるとそれがないというのはすごく焦るものだ。新橋駅から虎ノ門方向に大通り…

会議を短くする方法

東京に出る新幹線で同僚の先生と一緒になった。話はつきない。とりわけ、その中でも、会議の中の特定の先生のふるまいの話になった。彼は、ほかの出席者がすでに了解していることをむしかえし、なかなか議事を進ませようとしない。「ちょっと待ってください…

ブレーカーが落ちる季節

ブレーカーが落ちる季節がやってきた。校舎が古いため、電源の容量が小さいのだ。そのため、クーラーが稼働し始める季節になると、あちらこちらでブレーカーが落ちるということになる。そうすると、パソコンの電源も落ちるので、卒論やレポートの原稿を書い…

教員採用試験の模擬面接

教員採用試験に向けて、学部はいろいろな方策をとっている。模擬面接による面接の練習はそのひとつだ。今日は、4人の模擬面接を担当した。面接では、あるテーマを与えられて「模擬授業」を披露しなければならないそうだ(富山県の場合)。短い時間なのでな…

三人になって初めて出てくる単語

エスペラント公開講座は受講生一人だけになってしまった。先週はその一人もお休みだったので、いよいよ終了かと覚悟した。そうしたら、今週は特別にお友達を連れてきてくれた。せっかくなのでそのお友達もいっしょに、エスペラントの会話の練習をする。Salut…

細部に凝ること

OS Xサーバをいろいろいじりながら、OS Xもいじっているわけだ。そのOSが美しいことを先日書いたが、たとえば、スクリーンセーバーの美しいこと。それは芸術の域に達しているのではないかと思うほどで。この細部にかけるリソースの大きさがアップルらしいと…

目薬が差せない

これは昨日の話。長女の右目にものもらいができたので、病院へ行く。総合病院の眼科だけはサービス満点だ。タダでコーヒーが飲めたりする。医者は一目見ただけで、塗り薬と点眼薬を処方。確かに、薬を使って半日しただけで、腫れが引いてきた。子供は目薬を…