KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1998-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宿題をせずに寝てしまった子供の気分

これを書いているのは30日(水)の朝である。きのうはいつものように夜11時くらいになったら子供を寝かしつけて、日記を書く予定だった。テーブルの上に原稿用紙を広げたところまではよかったのだが、子供を二階の寝室に連れていったついでにちょっとベッド…

石川啄木の日記〜函館最終日(9月28日)

9時に起きて、鈴木さんと学生さんとで再び朝市に行く。今度はタクシーの運ちゃんに聞いた、地元の人もいくということぶき食堂に入る。ウニ、いくら、イカの北海丼(2000円)を頼む。グルメの鈴木さんによると、きのうのきくよ食堂よりも旨いということだ。…

百万ドルの夜景

懇親会が終わった後で、函館山に登る。タクシーを頼めば往復で5300円。ロープウエイは往復1200円なので、相乗りをすれば同じくらいの金額になる。山頂は、観光客でいっぱいだったが、やはり登ってくる価値はある。すばらしい。

美馬のゆり(埼玉大)他:ものづくりを通した授業に見る相互作用に関する質的研究

情報教育で女子学生にウソ発見器や電光掲示板のキットをはんだごてを使いながら作成させる授業。もの作りによって学生同士のコミュニケーション、相互作用が広がっていく様子がビデオからよくわかる。それが語りとして生まれてくる。なぜキット作成がそうい…

茅島路子(玉川大)他:非同期型協調学習におけるコミュニケーションの一考察

質問とはメタ認知を外化したもの、という提案。「〜って何?」という質問は自分がわからないということに気付いている。「〜ということですか?」という質問は自分が正誤判定できないことに気付いている。一方、「わからんから質問している」という質問はメ…

栗山健(東工大)他:遺伝的アルゴリズムを用いた対話型作文支援システム

24枚の絵の中から4枚を選んでストーリーを作り、作文させる。そのときの最初の4枚のストーリー2本を遺伝的アルゴリズム(GA)によって変形させていき、それを子どもに提示し、新しいストーリーや発想の広がりを支援しようとするもの。絵の組み替えはランダ…

太田衛(東光精機)他:技術ドキュメントからの教材作成支援

ドキュメントにXMLによるタグ付けを行い、それを教材作成支援に応用しようというアイデア。静的に記述された知識構造に対して多重構造のタグをつけておいて教授目標を指定することによって理想的な教材の形に変化するというふうに考えれば面白いアイデアだ。…

山下利之(山形大)他:AHPによるコンピュータゲームの楽しさの分析

ブロック崩しゲームを題材として、マローンの提示したゲームの楽しさの3つの要因(感覚運動技能、視覚的興奮、チャレンジ(競争))をAHP(一対比較による階層的分析)で分析した。その結果、ゲーム要素の操作(除去)とAHPによる面白さの評定がパーフェク…

(甲南女子大)他:リフレクティブ・デザイン

上田さんはたった10分間のプレゼンの時間をどう構成するかという意味においても実験をしている。まず実践の様子をビデオを流しながら説明。その実践を体験してもらおうと、その場で聴衆にプリントを配ってミニワークショップを開いてしまう。まさにこれから…

教育工学会1日目

学会1日目だ。なんと真面目なことに午前中から発表を聞いた。面白い研究を書き留めておこう。一部よくわからないところもあるかもしれないが、よくわからないところが研究のネタになるということで許して欲しい。

初めての函館

はぁ〜るばる きたぜ はぁ〜こだ〜て〜。久しぶりの旅行日記だ。せっかく毎日日記を書くようになったので、PowerBook Duo 2300cを持ってきたのでございます。マッキントッシュの最軽量機とはいえ、こいつをカバンに入れるとずっしりくる。以前重いカバンを肩…

10年ぶりの文通相手との通信は電子メール

外国からメールが来た。「ん、uk? イギリスにメル友はいないが」と思いつつ読んでみて驚いた。グラジーナではないか。私の古い古い文通相手、ポーランドの女性だ。どれくらい古いかというと、私が20年前、大学生だったときにエスペラントのサークルにはいっ…

2ヶ月間日記を書いてみて

日記猿人向けの日記を書くようになってから2ヶ月を過ぎた。「しごとにっき」という名前で、その日にやったことを記録することはもう1年以上続けていた。それとは別に、あるトピックを決めて書くのはかなりつらいのではないかと当初は感じていた。しかし習…

自己啓発セミナー

自己啓発セミナーが話題になっている。TOSHIという人がそれによってすっかり変わってしまったというので、ファンがびっくりしている。X-JAPANというのを私はよく知らないのだが、テレビで見る限り、派手なロックミュージシャンから「いい人」そのままの現在…

読者を意識せずに書け

読者を意識して書け というのは作文の第一教程である。作文の第一教程が「読者の意識」であるのは、学校時代に私たちが読者を意識せずに書かされてきたことの裏返しである。手紙やメールは相手のことを意識して書くのが当然であるから、書ける。しかし、作文…

平林久和・赤尾晃一『ゲームの大学』

ゲームの大学 (じゅげむBOOKS)作者: 平林久和,赤尾晃一出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 1996/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る 企業活動、ジャーナリズム、アカデミズム(教育)は産業が成熟していくために…

女たちのジハード

昨日の夜、何気なくつけたNHKで「女たちのジハード」というドラマを見た。民放ならドタバタ劇にするところかもしれないが、自分の人生に悩むOLたちの気持ちを、ちょっと古い文庫本を読むような感じで見せてくれた。小説をあまり読まない私にはとても面白かっ…

面白い日記と先鋭化

「ぢょしゅとほほ日記」さんが読んで面白い日記とはどうものかについて考察している。そこから霊感を得て、次のようなことを考えた(ぢょしゅさんに感謝します)。 文章の面白さについてはこんなことが言えるだろう。赤尾さんの「ゲームの大学」(メディアフ…

手書きの習慣

休日日記は下書きなしで軽い気持ちでさらさら書こうとしたんだけれど、ダメだ。ディスプレイに直接向かうと頭の中になんにも浮かんでこない。習慣とは結構強力なものだ。というわけで、この文章も原稿用紙に書き付けてから、入力している。

ネットワーク依存症?

最近ネットワーク依存症気味かなと思って、今週は水・木・金と自宅からのネットワーク接続(PPP)を止めてみた。大学にいるときはネットワークにつなぎっぱなしのコンピュータで仕事をしているので、自宅で接続する必要は本来はない。しかし、どうも気になっ…

ランキングの時代

9月14日(1998年)のスーパーテレビでキャンディーズの解散の謎を追うという番組をやっていた。キャンディーズはたくさんヒット曲を出したが、それまでチャートで一位になった曲がなかった。それで解散までの最後のシングルをなんとか一位にしようとファンは…

警察はネズミ捕りをやめて欲しいと一納税者は思う

きのう、ネズミ捕りにひっかかった。レーダーによる速度違反検挙だ。朝8時を少し過ぎたころ、いつもの通勤路を急いでいた。なんということはないまっすぐな道だが40キロ制限。立体交差して橋の下のようになっているところから三角の「止まれ」の旗を出して…

プログラムを書く教員

10月から大学の後学期が始まるので、そろそろ授業の用意をしなくてはならない。授業を担当していて一番しんどくて楽しいのは、この時期に授業についてあれこれ考えることである。いったん授業が始まってしまうと、あまり楽しいと感じる余裕はない。 授業の設…

パソコン依存症

9月13日(1998年)の読売新聞で柏木博が「パソコン依存症」というエッセイを書いている。それを要約すると次のようだ。 パソコンを使うようになって原稿を書くのが楽になった。しかし一方で漢字を忘れるなどの現象がある。パソコンに依存することは漢字以外…

M. W. アイゼンク編『認知心理学事典』

認知心理学事典作者: M.W.アイゼンク,E.ハント,A.エリス,P.ジョンソン‐レアード,Michael W. Eysenck,Earl Hunt,Andrew Ellis,Philip Johnson‐Laird,野島久雄,半田智久,重野純出版社/メーカー: 新曜社発売日: 1998/05メディア: 単行本 クリック: 2回この商品…

あなたからネットワークを取ったら・・

私はwebページ巡りをしながら、妻に聞こえるようにつぶやいた。 僕はネットワークのことを理解してくれる妻を持って本当に幸せ者だよ。 妻は答えた。 何いってんのよ。あなたからネットワークを取ったら何も残らないじゃないの。 実に私は幸せ者である。

というわけで休日版

何人かの人に「休日でも日記をお書きになればよろしいのに」(どういう口調だ?)という親切で無責任な助言をいただいた。わたしの研究室のWebサーバはFTPを受け付けていないのでリモートによる更新ができない。それを口実にして休日くらいはネットワークか…

日記猿人の思うつぼ

日記猿人の思うつぼじゃ。 妻が言った。休みの日だというのに、日記めぐりに長い時間をかけている私に向かって、そう言った。返す言葉がなかった。 それにしてもどうして他人の日記を読むのは、こう面白いんだろう。たぶん、それを読むことによってその人の…

たった一人のためにWeb日記を書く

きのうのオマケに書いたように今日はお休みにするつもりだったんだけど、どうしても提出しなきゃならない書類があって学校に来ました。それでついでにこんな文章を書いてみた。 私はなぜWeb日記を書くのか? この問いはたいていのWeb日記書きが一度は取り上…

「表現力」という虚構

ニフティサーブの心理学フォーラムの会議室にごくたまに投稿したりコメントを書いたりしている。私が読んでいる、認知心理学の会議室はめったに発言がないのだが、最近現場の先生から(現場の先生が認知心理学に興味を持ってくれるのはうれしいことだ)「マ…