KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

だから「原稿は形式がまず大事」と言っているわけだ。

他人の文章に手を入れる「添削」はめったにやらない。やるときは私以外にやる人がいないときだけだ。

iPad ProとApple Pencilの組み合わせで添削はかなり能率が上がる。添削しながら、添削の視点によって、色を変えるといいのではないかと思いついた。たとえば、

  • 内容は赤で
  • 文章は青で
  • 形式は緑で

のようにする。

内容についての添削は、たとえば「ここに具体例を」とか「この根拠は?」のようなもの。

文章についての添削は、たとえば「一文が長すぎる」とか「接続語の"が"は使用禁止」のようなもの。

形式についての添削は、「見出しを入れる」とか「図のタイトルは下に」のようなもの。

本来は赤で内容についてのコメントだけを書きたい。でも、緑の形式についてのコメントが多いうちは内容についてのコメントが書けないんだよね。

だから「原稿は形式がまず大事」と言っているわけだ。

18年前の予測は完全に外れた。センター試験は同じ形式で続いている。

新年も1週間が過ぎ、来週は受験生にとってはセンター試験がある。

18年前にこんなブログを書いていた。

この記事からの引用。

それより、16年後にまだセンター試験が続いているのだろうか。そもそも入学試験制度そのものが残っているのか。

16年後の入学試験は、おそらく完全にコンピュータ化されたテストになっているだろう。今のような紙と鉛筆を使った一斉テストではなく、いつでも自分の都合のいいときに決められた場所に出向いていけば、受験が可能になっているはず。試験問題はデータベース管理され、毎回ランダムなものが選ばれるので、ヤマはかけられない。適応型テストなので、短い時間で実力が測られる。

この予測は完全に外れた。

センター試験は同じ一斉テストとして続いている。そしてコンピュータ化された適応型テストは実現されていない。