子ども達は最近いろいろな遊びができるようになってきた
たとえば、犬棒かるた。「犬も歩けば…」というやつだ。長女はひらがなは読めるようになり、次女も文字の形を見ればかるたを取れるようになっているので、ゲームが成立するのだ。
かるたの文句もけっこう覚えている。でも、なんか妙な文句を覚えている。たとえば「亭主の好きな赤烏帽子(あかえぼし)」というようなもの。これを他人がいるところで大きな声で言われると、妙な気分になってくる。まあ、大人でも意味の分かる人は少なくなりつつあるが。
突然「京の夢、大阪の夢」などといわれても。
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長女の名前の一文字目である「あ」のかるたは長女が取らなくてはならない。次女の名前の一文字目である「み」のかるたは次女が取らなくてはならない。万が一、別の人が取ろうものなら、涙を浮かべて「わたしの〜」と騒ぐ。
そのときは私が、「はい、じゃあ、このかるたと別のかるたを取り替えっこしようね」といって仲裁する。