KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

時々は「授業したくないなあ」と思う

いやあ、そりゃ私だって、時々は「授業したくないなあ」と思うことだってありますよ。木曜日の最後の授業が終わると、ほんとうにくたくたで、ああしんどかったと思うもん。そしてこれが半期15週間続く。半期が終われば、次は楽になるだろう(だって同じ科目なんだから!)と思うのだけれど、けっしてそんなことはないということも学んできた。

楽にならないのはなんでなんだろう? ひとつは、次にやるときは何か改善してやろうと思っているから。もうひとつは、毎年受講生が変わるからだろう。授業は、教員と学生のコラボレーションだ。ライブのコンサートのようなものだ。歌手の調子がいまいちでも、あるいは観客のノリがいまいちでも、最高のコンサートは成立しない。

でも、おそらくこれは私の天職なんだろうなあ。実験室実験も確かに面白いけれども、私の研究はいつからか教室の中で行うことになってしまったのだな。いまはそれにeラーニングというフィールドが加わった。いつでも、この現場でものを考えて、それを表現していきたいと思っている。