KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

サンサーンスの3番が聞けてよかった

死ぬまでに生で聞きたい曲のひとつ、サンサーンスの3番が聞けてよかった。改めてこれは名曲であるなあ、と。一分の隙もない展開。

石井真木「日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム」は珍しいものを聞かせてもらったという感じだが、曲自体はなんともびみょー。ヨーロッパツアーではこの曲を目玉にするみたい。びみょーなのはオーケストラがまったく生かされていない点。和太鼓だけ聞いた方がいいのではという扱いではオーケストラがかわいそうな気がして。シェーンベルクの弟子の弟子にあたるそうだが、12音も生かされていない感じ。

印象に残ったこと。パイプオルガンはフルオーケストラに負けない。また、日本の大太鼓もフルオーケストラに負けないということがわかった。

ああ、そうだ。定期演奏会ではアンコールをしないのだと思っていたけど、昨日はアンコールあり。「フィンガルの洞窟」。さすがに和太鼓の曲では終われないと思ったのか。口直しといったところか。これも懐かしい曲。イタリアとかスコットランドとか聞きたくなってきた。