京都国際マンガミュージアムでは、4コママンガの歴史を展示していた。注目すべきは、何冊も出版されている『マンガの描き方』の本の多くが、4コママンガをまず習得すべきスキルとして提示しており、その中で、4コママンガの展開は「起承転結」である、と揃って教えていることだ。
レポート・論文の書き方では、「起承転結」はダメ、特に「転」がダメと教えているのだが、
- 起:状況設定
- 承:詳細化・焦点化
- 転:新たな視点・意外な展開
- 結:解決・結論・オチ
とすれば、悪くないかもしれない。
ミントの「S-C-Qモデル」との違いは、起承転結の中で「Q」が明示されないことだが、マンガの場合は「承」の中で「おやどうなるんだろう?」というQが暗示される。