KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

川嶋直『KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』

「紙芝居プレゼンテーション」略して「KP法」を伝授する本。

KP法とは、

  • キーワードやイラストを書いた紙(KPシート)をホワイトボードなどに貼りながらプレゼンテーションをする
  • KPシート10〜15枚で1つのテーマ(KPセット)を校正する
  • KPセットはひとつで2〜5分で話し終える分量
  • 5人から30人くらいの場面で有効

その使い道としては、

  1. プレゼンテーション
  2. ワークショップなどの作業手順書として
  3. グループワークの成果発表手法として

今度機会を見て使ってみようと思います。

「ペチャクチャタイム」

KP法と同時に、おもしろいと思ったのが「ペチャクチャタイム」。

これは、

  • 30〜40分のレクチャーのあとに
  • 4人グループで、
  • 感想、疑問、質問を
  • 2〜3分、長くても10分で話し合ってもらうもの。

私がここ1年、「マイクロフォーマット」と呼んでいる方法にすごく近いものです。

私の場合は、話し合いの時間にはトピックや問いかけを明示しますけれども、このように「感想、疑問、質問」を話し合ってもらうという指示でもうまくいくでしょう。

また、グループで質問を作ってもらって、それを全体にシェアして、講師が答えるという形式も、良い質問を得るという点でいいかもしれません。