KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

21年前の文通相手に会う

 98/09/25付の休日日記で、ポーランドの文通相手のことを書いた。Grazynaというポーランドの女性で、1994年にイギリス人と結婚して、ロンドンの100キロ北のところに住んでいる。彼氏はブリティッシュ・テレコム(BT)のエンジニアだそうだ。2人が12日間の初めての日本旅行をしていて、たまたま富山に一泊したので、会ってきた。

 私が大学生であった1977年に彼女とエスペラントで文通を始めた。どういうきっかけだったかは忘れてしまった。そして10年後の1987年に私がエスペラント世界大会に参加したときにポーランドで初めて対面した。しかし、そのときは時間がなくてあまり話すことができなかった。そして、さらに11年後の今、富山で再会した。実に悠長な話である。

 日本的なレストランに行きたいというので、居酒屋で夕食を取ることにする。日本の酒を試してみたいというので、日本酒を冷やで頼む。気に入ったみたいだ。旦那はエスペラントが話せないので、彼女が通訳。3人で3時間ほど話し込む。イギリス人の彼氏はハムもやっていて、ちょっとオタッキー秋葉原でそれ用のアンテナを買ってきたくらいだから。しかしこの前のDana夫妻以来、私はイギリス人がお気に入りである。暗い顔でぼそぼそと言っているから、何かと思ってGrazynaの通訳を待っていると、めちゃくちゃ面白いジョークを言っているのである。

 ぜひイギリスに来てください、と言われて、まだ子供が小さいのでもうしばらくたったら行きますと約束する。CU-SeeMe使える?と聞かれたので、もちろんと答えると、じゃ、とりあえずオンラインで話ができるね、と。