KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

子供の鼻水を吸い取る

 子供(10カ月)の鼻風邪が長引いている。鼻水を吸い取るために、鼻水吸い取り器を使っている。これは「ママ、鼻水とって」という秀逸なネーミングである。しかし、この名前を言うたびに(パパは鼻水とっちゃいかんのか)という無駄な突っ込みを心の中でしなくてはならないので、疲れるネーミングでもある。

 この鼻水吸い取り器は、鼻水だまりとなる小さな円柱の容器から2本の柔らかい管が伸びている。その一つの管の先を子供の鼻の穴にぴたりとつけ、もう一つの管を鼻水吸い取り係が吸えば、鼻水がとれる。途中に鼻水だまりがあるので子供の鼻水を吸い込んでしまうことはないというスグレモノである。

 鼻水吸い取りに夫婦そろって熱中している。子供を押さえつけ、鼻水を吸い取ってあげるのが楽しい。子供は当然嫌がるが、こんなに取れたといって、夫婦で喜んでいる(子供は途方に暮れている)。妻などは、この鼻水取り器の性能の良さに魅入られたのか、私に鼻水を吸い取ってくれと頼む。そこで私は思いっきり吸ってあげるのである。ばかである。ちなみに私はまだティッシュで鼻をかんでいるが、この鼻水吸い取り器で鼻水を取れば、紙資源も無駄になることはない。エコロジーの時代にマッチした器具として大人もみんな使うようになるかもしれないと思ったりする。