子供ができると、いろいろな発見がある。たとえばそれは、今まで自分こそが世界中で一番わがままな人間だと思っていたのに、それ以上にわがままな人間がいることに気づくようなことである。
NHKの子供向け番組を見るようになることも、子供ができてからの初めての体験である。子供番組だと思ってバカにしていると、そこにはすごい「子供文化」があることに驚かされる。一言でいってしまえば「なんでもありのファンタジー文化」である。
- なぜ双子のバナナがパジャマを着ていなくてはならないのか?
- なぜネコがネズミの格好をして「ニャンチュウ」と名乗ってでているのか?
- ハッチポッチステーションは本当に子供番組なのか?
…など疑問はつきない。しかし、なんでもありのファンタジー文化なのでこうした疑問は愚問である。
とはいっても、どうしても気になることがある。それは、
- インド風の踊りをしている「タリ・キヨコ」とはいったい何人なのか?
- その「デ・ポン」というのはいったい何なのか?
気になる。実に気になる。それで毎回見てしまうのである。NHKのおもうつぼである。
追伸。「英語で遊ぼ」に出ている「クリステル・チアリ」は、どう見てもクロード・チアリの娘のように思えるのだが、はたしてそうなのだろうか。
疑問のつきない子供番組である。