KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

車の買い換え/本の値段

 自動車の買い換えは、結局トヨタファンカーゴに決めた。契約を済ませる。納車は10月末。色は赤。こりゃかなり目立つなあ。後ろの座席を収納することができるので、空いたスペースにマットレスでも敷けば、寝ることもできる。学会にでも参加して、宿泊代もないほど貧乏なときには車に寝泊まりすることもできる。

 今乗っている、1990年式のいすずジェミニは9万キロ走っていて、下取りに出しても値段が付かないそうだ。まだ走るんだけどなあ。しかし、燃費は確実に悪くなっている。この間のゼミ合宿では、私の車と学生さんの車の二台で走ったのだが、ガソリンの消費量が明らかにこちらの方が多かった。

 いろいろ総合して考えると、やはり新車に乗り換えた方がいいのだろう。都合160万円の出費は痛いけれども、日本では自動車は外国ほど高くはない、というのを聞いたので納得することに。

 ついでに「ブック・オフ」という中古のマンガ、文庫、単行本、CDを扱っている店をのぞいてみる。明るく広い店内で、埃っぽい古本屋のイメージとはまったく違う。品揃えはマンガ本が半分以上を占めているけれども、文庫、新書、単行本もある。

 目的もなく本を物色する。見返しのところにおそらくその本の著者であろうサインのはいっている本が、100円の値段を付けられて並べられているのを見ると、何となくもの悲しい。昔よく売れた「それいけココロジー」という本が、これもまた100円で並べられていたので、買う。心理学の授業のマクラに何か使えるかもしれないので。

 けっこう人もはいっていて、にぎわっていた。昔の本で入手しにくいものを探すのにいいかもしれない。それにしても、こういう店に来ると、本の値段というのはいったい何なのだろうかと考えてしまう。