KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

名前なんかどうでもいいんだ

臨時教授会。再編後の姿について議論百出。

ある組織がうまく動いていくためには、スクラップ・アンド・ビルドがいかにスムーズにできるかどうかにかかっていると思う。マーケットの変化の影響をもろに受ける会社では、そのことは自明なので、そういうシステムを作ってきている。

しかし、大学という組織ではそれはなかった。学生(というか長期的に見れば社会全体)のニーズにあったサービスをいかにしていくかが、分岐点だ。そんなことは分かり切っているのに、それができなくて、いつのまにか「名前だけはなくしたくない」となる。

名前なんかどうでもいいんだよ。自分に何か確信できるものがあるならば、それをやっていくだけだ。どんな形になっても、どんな名前になっても、どんな場所にあっても、それをやっていくだけなんだ。それで消えて行くならそれだけのものだったんだろうし、逆に、残り続けて後継者ができていくのであれば、その事実自体がその価値を証明しているんだ。